幻想水滸伝ティアクライス コナミ・ザ・ベスト の感想

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通常版と合わせて総プレイ時間300時間超ほど。3DSのソフトに目が慣れた現在でも、全く違和感なくプレイできています。
３DSLLで本品を遊ぶ場合は自動的に最適な画質になるよう画面がリサイズされるため、面倒なプレイ前のボタン押しは必要ありません。
DSのRPGソフトとしては、ストーリー、演出、キャラクター等右に並ぶもののない名作だと個人的に思っています。
108人の仲間の中にはある程度細かな条件を揃えなければ加入しないキャラもいますが、進んで条件を満たそう！と思えるくらいどのキャラも魅力的で、最近RPGなどをプレイしていてよく感じる『やらされているな』という感覚はこのゲームに関しては抱くことはありませんでした。

ただ少しシビアになるのが物語終盤のマップ。
セーブ場所、回復場所固定で強敵が次々湧き、構造も複雑になってくるため、育成度次第では嫌になってくるかも。
そして念頭に置いておいて欲しいのが、『ニンテンドーwifiサービスが終了している』ということ。
本作ではwifiを利用して百万世界という他のプレイヤーの元に自分のキャラを送って育成を楽にしたり、特殊な交易品を手に入れたりという面白みもあったのが、サービス終了に伴い一切利用が出来なくなっています。

と、残念な点も書きましたが、そういった所を差し引いても、値段以上に楽しめるゲームであることは間違いないと思います。