シンガポールの会計・税務・法務Q&A 〔第3版〕 (海外進出の実務シリーズ) の感想
参照データ
タイトル | シンガポールの会計・税務・法務Q&A 〔第3版〕 (海外進出の実務シリーズ) |
発売日 | 販売日未定 |
販売元 | 税務経理協会 |
JANコード | 9784419061227 |
カテゴリ | ジャンル別 » ビジネス・経済 » 実践経営・リーダーシップ » 海外進出 |
購入者の感想
「海外進出の実務シリーズ」ということで、基本的には日系企業の駐在員事務所・現法立ち上げ用となっていますが、駐在員ならずとも、シンガポールの法・会計・税制度をさっと理解するのにとても良い本です。
税務の面ですと法人税率17%と言っても実際は部分免税があり、実効税率はそれより低くなることも計算式付きで明記してあります。
また、非居住者(ペーパーカンパニー)区分での制約も明記してあり助かりました(出来れば居住者との比較表があると親切でしたが)。
この第三版から地域統括会社だけで独立した章がもうけられ、東南アジアの中で香港・タイと比べてのシンガポールの法制度有利・不利がまとめてあるのも便利です。
シンガポールについて何か調べるときは必ず傍らに置いておこうと思います。
税務の面ですと法人税率17%と言っても実際は部分免税があり、実効税率はそれより低くなることも計算式付きで明記してあります。
また、非居住者(ペーパーカンパニー)区分での制約も明記してあり助かりました(出来れば居住者との比較表があると親切でしたが)。
この第三版から地域統括会社だけで独立した章がもうけられ、東南アジアの中で香港・タイと比べてのシンガポールの法制度有利・不利がまとめてあるのも便利です。
シンガポールについて何か調べるときは必ず傍らに置いておこうと思います。
ASEAN諸国の法人税制に興味があり読みました。ASEANのなかでも以前から外資導入に積極的であるシンガポールなので特別な興味をもって読めました。
初版は2009年で今回のは第3版となっています。Q&A方式でわかりやすい解説となっています。3版で新たに力を入れたのが地域統括会社関連の事項で162問の内16問がそれあてられています。
当然法人税に関す項目が多く45問となっています。法人税率が17%で住民税と事業税がないことや、優遇税制についても詳しく説明されています。
実際的な知識として興味をもったのは、税務当局の姿勢として不正や腐敗がないことが特色としてあげられていることや、賦課課税制度であり、通知があってはじめて税額が確定ことでした。
書名にも「会計・税務・法務」とあるように、」シンガポールへの進出を考える企業にとって幅広い基礎知識が得られるはずです。
初版は2009年で今回のは第3版となっています。Q&A方式でわかりやすい解説となっています。3版で新たに力を入れたのが地域統括会社関連の事項で162問の内16問がそれあてられています。
当然法人税に関す項目が多く45問となっています。法人税率が17%で住民税と事業税がないことや、優遇税制についても詳しく説明されています。
実際的な知識として興味をもったのは、税務当局の姿勢として不正や腐敗がないことが特色としてあげられていることや、賦課課税制度であり、通知があってはじめて税額が確定ことでした。
書名にも「会計・税務・法務」とあるように、」シンガポールへの進出を考える企業にとって幅広い基礎知識が得られるはずです。