蜜を喰らう獣たち (キャラ文庫) の感想

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参照データ

タイトル蜜を喰らう獣たち (キャラ文庫)
発売日2014-11-27
製作者宮緒 葵
販売元徳間書店
JANコード9784199007767
カテゴリ » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » ボーイズラブノベルス

購入者の感想

私も3P物だと気づかないで買ってしまった一人です。表紙をめくったら、3人でメイクラブしてるカラーがあったので、うん?と思い、もう一回表紙を見たら…なるほど!奥にもう一人いたんですね。

3人ものは、ダメじゃないですけど、大体終わり方というか、流れが決まってるので、好きじゃないです。話の序盤で結末が読めちゃったけど、それでも、途中までは結構面白く読めたんです。宮緒さんの話では、大体、受の子は強くて、イケメンで、何でも出来る攻にとことん尽くされるというのがお約束なので、そのお約束の設定にも酷く萌えられました。しかも、今回はそれが2人分‼ 受の性格というか、純粋そうに見えたけど、男の味を知り、妖艶になっていくところも嫌いじゃなかった。エロも結構エロかったと思います。3人物はエロ多めな傾向なのに加え、この話では特集能力者の攻達の疲れは受を抱く事でしか癒せないという設定もあるので。

ただ、話が終盤に近づいて、萌え要素が尽きてきた頃には、読み通りの話の収まり方に興味が薄れてきました。また、3人の恋の着地点にも…’やはり3人ものはつまんない’と思わされ、危機が去ったとは言え、あんな頼もしかったシナトがただのマヌケ犬に化けたのには…、酷く萎えました。

でも、考えて見りゃ、一件落着したら’とことんバカ犬になった攻を愛おしそうに眺めてる受’というの宮緒さんの話のお約束の結末の図ですよね。

この話は、冷静に考えずに、ただ宮緒さんワールドを楽しみたい気分の方に向いてると思います。後、笠井あゆみさんの挿し絵は相変わらず素晴らしい‼ 挿し絵だけなら☆5です!話自体は好きじゃないけど、イラストが素敵でこの本は手放せなさそうです。

何度も何度も挑戦しましたが、途中で読むのを挫折してしまいました。
イラストが笠井あゆみ先生なので、追いかけるようにまた購入しましたが、ところどころ文章の表現が合わないのか、んっ?ん?となり、話からまた離脱、また離脱、を繰り返してしまいました。
3pものですが、まず主人公の性格があまり好きじゃなかったようです。例えるならば「清純なように見せて、実は性悪が垣間見える女」です。男ではなく、女、がふさわしいような性格。無垢な少年かと思いきや、高慢で生意気な感じだったり。キャラが複雑で、単純に弱くて綺麗な可愛い受、とかのがまだよかったです。
攻めのシナトもイービスも、イラストでとんでもなく男らしくかっこいい二人なんだな、てことが伝わりますが、なんかいまいち受のナギに対しての男らしさが足りないような。
全てがナギに振り回されてる感じで、情けないような気がしました。(甘々でいいじゃん!と言われたらそれまでですが。)
セクシーなシーンも ナギがイービスやシナトに対して「狙い通りそそられてくれたようだ」とか、「未練がましくナギの薄い胸に舌を這わせて」とか、端々に感じるなんとなく嫌な上から目線の連発。(笑)
タカビーなのか、健気なのか、弱いのか、かわいいのか、小悪魔なのか性悪なのか。キャラが掴めません、複雑に私が受け取り過ぎなのでしょうか。
「にぃにぃ!にぃにぃ!」と、幼児でもない男がいつも言う、ていうのも、引いてしまいました。頭が弱い純粋培養な可愛い系ならまだしも。

ナギがひたすら可愛がられてます。
ナギに何か作者の性格か、価値観か何かがチラチラ透けて見えて、お話に素直に入り込めません。

中のイラストや表紙は完璧に美しく、価値があります。だからまだ手放さず、いつかまたトライしてみようかな、と思えます。
特に表紙右の金髪長髪のイービスが、素敵。左はシナトです。真ん中の小さな小さなイラストが受のナギです。(笑)なんかレビューを見ていたら、表紙手前の二人が恋愛する、と思われていた方もいたようで、なるほど、私もそちらのが100倍いいな、と思いました。強い美しい男2人の恋愛の方がすごく好きです。

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