CLANNAD の感想

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他の方も書いていますが、google play版の追加課金が面倒な方はこちらをオススメです。
google play版のDL履歴があり、amazon版をプレイしていてうっかりアップデートしてしまうとセーブデータ以外が上書きされてしまい、プレイする事が出来なくなる点に注意が必要です。
値段は多少高く感じるかもしれませんが、未プレイの方にこそオススメします

ギャルゲーに詳しくない人でも名前だけは聞いたことがあったりするこの作品。自分も友人に勧められたことがありましたが、『どうせ適当なお涙頂戴ゲーム。みんな流されてるだけでしょ…』と有名すぎ且つ持ち上げられすぎていると感じていたこの作品をプレイすることはありませんでした。
しかし値段が安かったため、期待は全くせずに買ったこの作品でしたが…完膚なきまでに敗北しました。
自分は思ったことを言葉にするのはとても苦手なので、安っぽい言葉でしか表現できませんが…本当に最高の時間でした。嬉しさの涙も爆笑の涙も悲しみの涙も流しました。飽き性な僕が、生まれて初めてプラチナトロフィーまで獲得してしまいました。
アフターストーリーも救いようがなさすぎるとボロ泣きしましたが、攻略サイトを見て真エンディングを見てまた泣きました。
絵柄が嫌いでプレイしていないという人がたくさんいますが、それについては仕方ない部分もあると思います。しかし、『興味があるけどプレイしたことない人』や『やりたいけどシリアスな泣きゲーは嫌だ』と感じてる人がいたら是非プレイしてみて欲しいです。シリアスな泣きゲーが大嫌いな僕が本気で大好きになった作品です。
人によっては自分の中で新しい価値観が生まれたり、人の心に影響を与えることもできる作品だと思います。
某有名掲示板で『クラナドは人生』という痛いコピペがあるのですが、完全にプレイし尽くした自分として少し共感できてしまいましたw

プレイした人の心に必ず何かを残すことの出来る作品。
こういったゲームには中々出会えません。
そういった意味では万人向けだと思います。
どーしてもキャラ絵や先入観の問題で一般の方はプレイしづらいと思いますが、プレイ出来る環境が整ってる人は是非とも手に取っていただきたいですね。
ただクリアまでかなりの時間を有します。
下手なRPGより遥かに長いです。 しかし、クリア後には決して無駄な時間では無かったと思うことでしょう。

クラナドはPSP版で一度クリアしていますが、
今回Vitaに移植されたのを機に久しぶりに遊びたくなったので購入しました。

Vitaになることで背景などが高精細化され、張り紙に書かれている文も読めるくらいに。
（特に、男子寮の廊下の張り紙に、「みさえさんおっぱいおおきい」とか落書きされていたのは
今回のVita版で初めて知りましたｗ）

ロード時間も最初のゲーム起動時に少し入るくらいで、本編に入るとまったく感じません。
まあこれはPSP版の時点で早かったのですが。

そしてシステム設定ですが、Vita版では一般的なギャルゲーレベルの
システム設定が出来るようになっています。（PSP版では貧弱すぎてお話にならなかった）
メッセージウインドウの透過設定や、ついに用意されたキャラ個別のボイスONOFFなど、自分好みにいじれるようになっています。
唯一不満を挙げるとすれば、方向キー上下もメッセージ送りに使えるようにして欲しかったかなと。
（左右には設定できるのですが上下には何も割り振れないのです）
今回の移植の目玉とも言える色調補正機能に関しては、可もなく不可もなし、と言った感じでした。
（私は初期型Vitaでプレイしてますが調節なしでも見やすく感じたので調節機能を切っています。
　ちなみに色調補正はタイトル画面のシステム設定でしか変更できません）

最後に。今回のVita版は携帯機で遊ぶクラナドの決定版とも言える出来です。追加CGやストーリーなど一切ありませんが、
もう一度この世界に浸りたい人には十分オススメできます。