石の扉―フリーメーソンで読み解く世界 (新潮文庫) の感想
参照データ
タイトル | 石の扉―フリーメーソンで読み解く世界 (新潮文庫) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 加治 将一 |
販売元 | 新潮社 |
JANコード | 9784101266411 |
カテゴリ | » 本 » ジャンル別 » 文学・評論 |
購入者の感想
作者は文献と自らの足で地道に調査し、事実と思われることのみを選んで
慎重に書いています。そういうところが好感が持てます。
ただ、一番面白いのは、日本の幕末に関するところ。
ここだけ自らの想像力が抑えられずにあふれてきちゃったようで、
だからこそ面白い。
龍馬の黒幕はグラバーだったという作者の推理は、幕末の志士にロマンを見出す
日本人には癪に障るかもしれませんが、説得力があります。
作者は物書きであると同時にビジネスマンという顔もお持ちのようで、
歴史学者では見逃してしまう武器商人グラバーと龍馬の設立した会社(?)との関係を
推理していきます。
この部分だけを膨らませて1冊本をお書きになっていますから、
やはり筆が踊ったのでしょう。
ロストシンボルを読んでフリーメースンのことがもっと知りたくなり、本書を読みました。
欧米の歴史の一面を知る教養書としても、砕けた表現で読みやすく、お勧めです。
慎重に書いています。そういうところが好感が持てます。
ただ、一番面白いのは、日本の幕末に関するところ。
ここだけ自らの想像力が抑えられずにあふれてきちゃったようで、
だからこそ面白い。
龍馬の黒幕はグラバーだったという作者の推理は、幕末の志士にロマンを見出す
日本人には癪に障るかもしれませんが、説得力があります。
作者は物書きであると同時にビジネスマンという顔もお持ちのようで、
歴史学者では見逃してしまう武器商人グラバーと龍馬の設立した会社(?)との関係を
推理していきます。
この部分だけを膨らませて1冊本をお書きになっていますから、
やはり筆が踊ったのでしょう。
ロストシンボルを読んでフリーメースンのことがもっと知りたくなり、本書を読みました。
欧米の歴史の一面を知る教養書としても、砕けた表現で読みやすく、お勧めです。