Duets II の感想

８５歳にしてビルボードＮＯ１、わが国でも複数のＣＤがチャートインするなどトニーフィーバーが巻き起こっており、４０年超の熱狂的なファンとしては嬉しい限りです。個人的にはＤＵＥＴＳ１よりも素晴らしく、すべての音楽ファンに聴いていただきたいＣＤです。年齢を重ねた分、意識的に声を張らず、歌詞をかみしめるように、よりスムースに歌っており、他の歌手では味わえない「歌心、表現力、説得力」が以前よりことさら増して輝いているように思えます。
また、トニーの愛好曲が現代のトップアーチストによってどう表現されるかも興味があるところで、他の方もレビューしている通り、レイディー・ガガ、エイミー・ワインハウス（本当に個性的）にはびっくりしました。何といってもべストはアレサ・フランクリンとの８で、感動的な１曲となりました。またアレハンドロ・サンスとの１５（スパニッシュの名曲をトニーがアメリカで初紹介）、Ｋ・Ｄとの５も印象的、その他すべてのトラックが聴きごたえ十分です。
これからも何年でも長く頑張って下さい、トニー本当に愛してるよ。
（ちょうど本日アマゾンで注文していたＬＰ到着しました。）

９月２４日にラスベガスでジェフ･ベックが
Ｓ・タイラー（＆エアロスミス）と共演した、、、と
ＪＢのサイトで知り、そうかぁ、ラスベガスまで行けば
そんな豪華なショーが観られるのか、、とため息をついていましたが、、、。

今日、手に入れた本作を聴いて
心底驚いた。

これはスゴイ。８５歳で、こんな豪華メンバー集めて
歌っちゃうトニー・ベネットってどうよ？？
レディ・ガガもエイミー・ワインハウス（合掌）も
ここではトニー爺さん相手にタジタジ？？
あのウィリー･ネルソンだってなんだか大人しくみえる。
クィーン・ラティファ、貫禄の歌いっぷり、
Ａ・ボチェッリとのデュエットではなぜか泣ける。。。
しかもアレハンドロ・サンツまで入ってるし。
ラスベガス行かなくても、自宅でこんなに
豪華な歌の共演が楽しめるなんて
思ってもみなかった。

選曲と歌手選びが抜群に上手いこのＣＤ、
プロデューサーのセンスも光るが
それに充分にこたえて、しかも　尚
相手よりも一層輝いているトニー･ベネットに
盛大な拍手を贈りたい。

デュエット３も期待したい、、、、お願いします、是非！！！