図書館戦争 革命のつばさ DVD通常版 の感想

皆さんが商品としてお得な情報をあげているので、作品の内容としてのレビューです。
まず、作家の当麻さんにインテリジェンスを感じられません。見事に薄っぺらな俗物になってます。
こんな作家を命がけで守るのかと脱力する程で、高潔な退職した基地指令とコントラストがハッキリしてます。
おしゃれなインテリの中高年の紳士が大阪のオバちゃんに変装がツボだったのに、イマイチはまりません。
郁も見つかりたくないのに終止図書館隊の制服のまま、本屋の店員は作家の知り合いから堂上がらみのラブコメ要員に改変。
地下鉄の乗客も協力的な立場でなく傍観者。大衆を味方に付けた図書隊だった筈なのに。
良化隊は大阪で丸腰の女性と作家あいてに大勢で実弾での市街戦を始める。
良化隊は見境無く発砲しまくるところに現れるなぞの英国総領事館職員。
小牧教官は空気。マスコミが日本国民を馬鹿にしているような昨今の状況さながら何とも薄い内要に成ってます。
原作の良さは全く生かせないまま荒唐無稽さだけが目立つ劇場版でした。
テレビ版の続きの作品で、キャラクターのその後が垣間見えたり武器の使用が制限されるとか原作の流れも出ていて、楽しめる場面ももちろん有ります。
何度も見てしまうことを考えると、お得なセットなのだと思います。