樹木の葉 実物スキャンで見分ける1100種類 (山溪ハンディ図鑑) の感想

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樹木の葉の綺麗なスキャン写真(葉の表裏、若葉、紅葉、冬芽など)が載った樹木図鑑です。葉柄や葉脈のズーム写真等もあり、毛の分布すらも分かるようになっています。とても見やすく、植物専攻の大学研究室では必ず見かけます。なにより1100種掲載ということで、載ってない樹木を探す方が大変かもしれません。ただ植物初心者にはややデータ量が多く混乱するかもです。また似た種の細かい見分けポイント等を載せた検索表は無いため、正確な同定となるとやや難しい印象です。
なお2018年6月25日発行の第5刷からデータ量や内容は変わりませんが、本の厚さがやや薄くなったように感じます！(写真左:2018年第5刷、写真右:2016年第4刷)

今まで針葉樹、樹木互生、樹木対生と3冊持ち歩きましたが1冊で済みますし
何といっても画像がきれいで掲載種が豊富でとてもわかりやすいグーな
図鑑です。