大人の肉ドリル の感想

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参照データ

タイトル大人の肉ドリル
発売日販売日未定
製作者松浦 達也
販売元マガジンハウス
JANコード9784838727230
カテゴリジャンル別 » 暮らし・健康・子育て » クッキング・レシピ » 男の料理

購入者の感想

レビューが良いので買ってみた。しかし、それほど大した内容と思えない。この本の通りに調理して、今までより断然よくできた、と言っている人は、いままで独自に工夫研究して料理を美味しく作ろうとしたことがないのではなかろうか。ある程度料理の研究がある人であれば、本をさらっと見た段階で「違うでしょ」って感じると思う。
研究論文の断片的情報(何度でうまみ成分が壊れるか云々、かたまり肉は表面だけ加熱すれば細菌の心配はない(?))や、プロの調理人からの聞きかじり情報(唐揚げは揚げ始めに触ってはいけない)は確かに興味深いし、私が実践しているやり方もあったが、「いや、その通りにやってるけど美味しくはできないよ」と思われる情報も多いと感じた。全体的に、思いついた内容、知っていることをサラサラと書き下した感じで、全体の整合が取れていない。通して内容を吟味精査した感じがしない。文中で、科学、科学とあちこちで書いている割に、どうしてそれが科学的なのか分からない説明が多いし、文章の流れ、運び方にも論理性が感じられない。
そうそう。調理において温度が重要で、それを研究しつくしたなら、温度フロー(時間と温度の運び)をグラフで明記して欲しい。みんなそれを知りたいのではないか。読んででも、一向に「結局のところ、何度で何分調理したら良いの?」という疑問が解けない。(特に、ローストビーフとかチャーシューなど。) 本のおしまいのほうに「他素材の加熱特性にもよる以上、絶対的な不動のレシピなど存在しない」とあって、ギャフンとなった。他の素材は無視して、豚の角煮だけでいいから、研究結果の温度フローを教えて欲しい。

・肉が好き
・調理法で肉がどのように美味くなるか理論を知りたい
・自分で肉料理を研究したい
という人のオススメです。

男の肉料理の世界を垣間見た気がします。
肉料理にロマンを感じました(笑)

日本のハンバーグはガラパゴスハンバーグ。
米のメシに合うように工夫された一品。
ここで紹介されているのは肉料理に歴史のある西洋式のもの。
とにかく冷たいまま肉を練るのが大事だという。
そのために手ではなく木べらを使う。
このこだわり感がすべての料理に反映されています。

肉を美味く食いたい!

その情熱がここまでの料理本になるのだと感動しました。
おまけに作ってみると美味いです!

表紙のお肉の迫力に思わず購入。見慣れない手順もあったけど、いくつか作ってみたら、本当においしかったです。とくにハンバーグ! あと、ローストポークも! レシピとして使えるのはもちろん、それ以上に役に立つなーと思ったのが「お肉がおいしくなる理由」の部分。たくさんの資料や論文を引用しながら、これは! という説を次々試し、その結果をかみ砕いて教えてくれるのがありがたかったです。男の肉料理というと、小難しいリクツがいっぱいでてきそう……と、おっかなびっくり読んだけど、ふだんあまり料理をしない私でもするんと読めるぐらい、わかりやすく書いてくれてるのも好印象でした。

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