Vogue: The Covers の感想

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物凄い量のカバー写真です。
1890年代から2000年代まで網羅されています。
つい最近(2011年3月号)のカバーまで載っていました。

途中、文はありません。すべてカバー写真です。
全冊を網羅している訳ではありませんが、文句無しの第１級資料です。

1890年代から1900年代までは、1ページに9冊分の写真が載っています。
部分的に1ページに1冊分の表紙が大きく載っています。
1910年代から先は、1ページに4冊分の写真が掲載されており、
やはり部分的に1ページに1冊分の写真が大きく載っています。

中でも、
IRVING PENN や HOLST P.HORST や ERWIN BLUMENFELD が活躍した
1950年代のカバー写真は圧巻です。
数えてみたら50年代のカバーだけで80冊分掲載されていました。
それから、KAREN RADKAI や CRIFFORD COFFIN　などの撮った
写真をまとまった形で見られるのはとても貴重だと思います。

色の美しさ、モデルの美しさ、シンプルで優美な美しさをたたえた
洋服や画面構成など、見ていて勉強になる要素がぎっしりと詰まっています。
アパレル関係のデザイン、写真などを勉強している方必携です。