脳年齢25歳!? 佐藤可士和の頭が冴える食生活 の感想

誰しも欠くことが出来ないからこそ、食への係り方、考え方に興味があります。
著者は、メディアでよく拝見しているので、手に取りました。
有名な方の最新刊なので、都内でも有数のオフィス街にある本屋さんだったら、
平積みになっているだろうと数軒探しましたが、見つけることができません
でした。あったのかも知れませんが、少なくとも直ぐみて分かる最前列では
ありません。これが、街の声、本屋さんの判断、しかも正しい、だったのだと
思います。
内容を確認せずに、Amazonで購入しました。
最初に、本の薄さに驚きます。そして、その少ないページ数の半分は、なぜか
シェフにお料理を習うという内容。レシピとしては、手軽でどれも美味しそう。
作ってみたくなります。
が、タイトルとはちょっと違うような。著者のコメントはありますが、独自の
カラー、個性を読み取ることは出来ません。
それでしたら、最後に掲載されている行きつけのお店のお勧めの一品の方が、
普段の食生活が垣間見えます。

前半部分の文章は、さすが、とても読みやすく、分かりやすい。
でもまだまだ、食に関して試行錯誤の道半ば、の印象が強く、内容の薄さは否め
ない。
お医者様との対談も、ふーん、と流し読みで、結果、徹頭徹尾、いまいちでした。
内容が良くないというよりは、刺激的なタイトルに負けてしまった感じです。