ふたりはプリキュア Max Heart プリキュアコレクション (ワイドKC なかよし) の感想

無印一巻同様、激しいバトルがウリのプリキュアなのに、バトルシーンは無い！という意外な構成。
しかし、原作のキャライメージや雰囲気を壊さずに短編オリジナルストーリーを展開する、上北ふたご先生の構成力は見事です！
画力の方も無印の頃に比べて安定してきて、読み易い！そして、現在の画力で描かれたカバーイラスト＆折込イラストはもう芸術品！！これだけでも買う価値があります。
第二弾のSS、５が待ち遠しい！！

どうなるか、という微妙な距離感とかが表現されています。
この巻もバトルなしの日常回がメインなので、メイン層の
女の子たちは共感しながら読んでたのでは、と思います。
ひかりが加わって、キャピキャピしたりやきもきしたり・・・
1巻との違いは、恋愛要素よりも友情要素、見方によっちゃ
百合要素が強いことです(笑)
特に、家族は旅行に行っちゃってほのかの家に泊まりに来た
なぎさとケンカして仲直りする回は夫婦っぽいｗｗｗ
(ほのかの妻っぽさとなぎさの鈍感な夫っぽさｗｗｗ)
その次の話はちょっとリアル。いくら仲良くってもいつまでも
一緒にいられるわけじゃない・・・と気づいてしまうなぎさ。
しかしなぎさ達の見た夢がとっても妙というかユニークというかｗｗ

描き下ろしの最終回はなんだか雰囲気があって良かったです。
海辺で思い出話とするとかロマンティック・・・かと思いきや、
はしゃいだりふざけたりするところが中学生らしくて良かった。
この回はやたらほのかが美少女に見えましたよ。
(そして、なにげに咲と舞が登場してました)

この巻のカラーピンナップはなぎさがラクロス姿、ほのかは
科学部の白衣姿、ひかりはタコカフェのバイト姿と「らしい」感じ。
あとこの巻は、ふたご先生のコメントが多めでそれだけでも楽しめました。
さいごは鷲尾Pへのインタビュー後編。今回はちょっと長め。
プリキュアに対する思い入れが伝わってきました。

日常回メインだけあってほのぼのと楽しめました。
つぎの3巻が待ち遠しいです。