がんばれ!瀕死の朝日新聞 の感想

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参照データ

タイトルがんばれ!瀕死の朝日新聞
発売日販売日未定
製作者勝谷 誠彦
販売元アスペクト
JANコード9784757223851
カテゴリジャンル別 » 社会・政治 » マスメディア » ジャーナリズム

購入者の感想

博識な二人による朝日新聞社をネタにした対談ですが古事記から軍事まで多岐にわたる深い教養がこの本の本質かと思います
帯のコピーのような愉快な表現がよく対談でポンポン出てきますね
もう新しい本が出ないと思うと残念です

本書は云う。朝日新聞は瀕死であると。
いくつかの意味で朝日新聞は瀕死だろう。一つは中立客観の立場から事実を報じるべきメディアとして、一つは一連の捏造偏向報道により一部の信者を除く一般読者から見放された経営面で、そして、悲願である安倍政権打倒がデマゴギー体質の露呈で愛想をつかされたことでも瀕死といえよう。

そんな死に体の朝日新聞に、そうした問題を長年にわたり幾多の根拠なき中傷や反論にも臆することなく指摘してきた倉山先生と勝谷さんが今更何を言うんだろう?お線香とお香典で十分では?と思ったが、あにはからんや、本書は朝日新聞という反面教師を題材とすることで、両氏の持論であるあるべき日本・日本人あるいはメディア論が実に真摯に示されていた。

朝日新聞も、かつてはここまで酷くなかったと思う。55年体制における社会党的な役割は少なくとも担っていたろう。責任ある政権政党や保守層へのカウンターメディアというのは、欧米にもあって相応の役割を果たしている。
朝日新聞がそうした役割を省みなくなったのは、自身こそが正義、自身こそが国民をリードする立場と思うところからの、己の意思に反する考えを捏造でも変更でもいいから貶めて貶めて、気が付けば、自分に従わない日本国と日本人なんて滅びればいいとまで思うに至ったからだろう。大嫌いな安倍晋三が、実は鏡に映る己だったということに今も気付いてないのが哀れでならない。

下の下のバカ、二人の痛烈なビンタを、朝日新聞は真摯に受け止めて、正しいメディアとして生き返ることは出来るだろうか?
死ぬなら死ぬで結構だと思う。
しかしなお、私は思う。両氏のエールに応えるだけのカウンターメディアが日本に生まれるだろうか?生まれるべきはないかと。
朝日新聞ではなく、正しい意味で朝日新聞に代わる存在を考える。それが本書の役割ではないだろうか。

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