独立国家のつくりかた (講談社現代新書) の感想
参照データ
タイトル | 独立国家のつくりかた (講談社現代新書) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 坂口 恭平 |
販売元 | 講談社 |
JANコード | 9784062881555 |
カテゴリ | ジャンル別 » 人文・思想 » 哲学・思想 » 哲学 |
購入者の感想
前提として、この著者のように生きるにはかなりの才能なり資質が必要だ。
彼は今の社会で十分に経済的価値のある類稀な才能に恵まれた人間で、
彼が彼のやり方で成功していく過程のエピソードにもそれはよく表れている。
そんな自らの資質に無自覚なせいか、ロジカルには瑕疵の多い本だと思う。
いちいち矛盾を指摘するのは野暮だろうし、この本の意義もたぶんそこにはない。
むしろ、盛大に論理の破綻した 「 態度経済 」 なるものの実践者として、
著者が今現在この世界で生きていられる本当の理由は何か、
それを考えることに読者としての愉しみや意味があると思う。
彼は今の社会で十分に経済的価値のある類稀な才能に恵まれた人間で、
彼が彼のやり方で成功していく過程のエピソードにもそれはよく表れている。
そんな自らの資質に無自覚なせいか、ロジカルには瑕疵の多い本だと思う。
いちいち矛盾を指摘するのは野暮だろうし、この本の意義もたぶんそこにはない。
むしろ、盛大に論理の破綻した 「 態度経済 」 なるものの実践者として、
著者が今現在この世界で生きていられる本当の理由は何か、
それを考えることに読者としての愉しみや意味があると思う。