地域を変えるミュージアム――未来を育む場のデザイン の感想
参照データ
タイトル | 地域を変えるミュージアム――未来を育む場のデザイン |
発売日 | 販売日未定 |
販売元 | 英治出版 |
JANコード | 9784862761538 |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » アート・建築・デザイン » 美術館・博物館 |
購入者の感想
地域活性に興味があってこの本を手に取りました。
地域の核になる施設としてミュージアムを捉え、その実例が豊富に集められています。
あるセミナーで「地域活性といいますが、活性化するのはそこに暮らす人です」という話をうかがったことがあります。
この本で紹介されている事例の多くでは、まさに施設から人々へと水面に波がだんだん広がっていくように、動きが立ち上がってくる様子が見て取れます。
地域やコミュニティーづくりに興味のある方にとってもとても参考になるのではないでしょうか。
その一方で一つの施設だけが地域に及ぼす影響というのはどうしても限定的になってしまいます。
小さな街だと一つの施設だけでも大きなインパクトを与えることができるのでしょうが、ある程度のサイズの都市でどのくらいの影響力があるのか、そのあたりはなかなか評価の難しい部分ではないかなと思います。
紹介されている施設でも、そこから生まれたうねりがどのくらい外側へ広がっていっているのかという点への言及が少ないものも見受けられます。
実際に企画、立案の参考にするにあたってはそのあたりは注意が必要なのではないかとも感じました。
地域の核になる施設としてミュージアムを捉え、その実例が豊富に集められています。
あるセミナーで「地域活性といいますが、活性化するのはそこに暮らす人です」という話をうかがったことがあります。
この本で紹介されている事例の多くでは、まさに施設から人々へと水面に波がだんだん広がっていくように、動きが立ち上がってくる様子が見て取れます。
地域やコミュニティーづくりに興味のある方にとってもとても参考になるのではないでしょうか。
その一方で一つの施設だけが地域に及ぼす影響というのはどうしても限定的になってしまいます。
小さな街だと一つの施設だけでも大きなインパクトを与えることができるのでしょうが、ある程度のサイズの都市でどのくらいの影響力があるのか、そのあたりはなかなか評価の難しい部分ではないかなと思います。
紹介されている施設でも、そこから生まれたうねりがどのくらい外側へ広がっていっているのかという点への言及が少ないものも見受けられます。
実際に企画、立案の参考にするにあたってはそのあたりは注意が必要なのではないかとも感じました。