トライボロジー再論―次世代のトライボロジストたちへ の感想
参照データ
タイトル | トライボロジー再論―次世代のトライボロジストたちへ |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 木村 好次 |
販売元 | 養賢堂 |
JANコード | 9784842505121 |
カテゴリ | » 本 » ジャンル別 |
購入者の感想
トライボロジーの分野で最近発刊された大先生の本は少ないので貴重な良書だと思います。
40年前に行われたあまり知られていない古の実験事実から
最近明らかになってきた摩擦の量子論やDLCの話まで興味深い話が盛りだくさんです。
ぼんやりしていたことがはっきりしたり、
怪しいと思われる説が著者もそう思われていて、
やっぱりそうだったのかと勇気づけらたりする本です。
また、摺動の摺って誰かの誤記から定着してしまった。転がり軸受は実はかなり滑っている
レイノルズの式はY,Z方向定義にこれこれのいきさつで2つの流派があるなど、
少し笑ってしまうような面白い話も盛りだくさんで読んで楽しいです。
トライボロジストにかかわらず機械の研究開発をやっている人なら手元に置いていただきたい1冊だと思います。
40年前に行われたあまり知られていない古の実験事実から
最近明らかになってきた摩擦の量子論やDLCの話まで興味深い話が盛りだくさんです。
ぼんやりしていたことがはっきりしたり、
怪しいと思われる説が著者もそう思われていて、
やっぱりそうだったのかと勇気づけらたりする本です。
また、摺動の摺って誰かの誤記から定着してしまった。転がり軸受は実はかなり滑っている
レイノルズの式はY,Z方向定義にこれこれのいきさつで2つの流派があるなど、
少し笑ってしまうような面白い話も盛りだくさんで読んで楽しいです。
トライボロジストにかかわらず機械の研究開発をやっている人なら手元に置いていただきたい1冊だと思います。
この本は数式で理論を詳細に追っていくような内容ではありません。
語り口が軽妙な工学エッセイとして面白く読めました。
トライボロジーというものがどうやって生まれ、発展してきたのか。
微小な領域を突き詰めて観察、検討していくと見えてくる、私達の感覚とは少し異なった世界。
といった、工学男子にはグッとくる内容が詰まった本でした。
語り口が軽妙な工学エッセイとして面白く読めました。
トライボロジーというものがどうやって生まれ、発展してきたのか。
微小な領域を突き詰めて観察、検討していくと見えてくる、私達の感覚とは少し異なった世界。
といった、工学男子にはグッとくる内容が詰まった本でした。