Advance Wars: Days of Ruin (輸入版) の感想

日本国内でも発売が期待されていた『ファミコンウォーズDS2』先行北米版です。

補足：（日本国内版ソフト発売は中止になりましたが、このたび２０１３年１０月３０日にクラブニンテンドーのプラチナ会員特典としてDSiのダウンロードコンテンツとして配信されました。もちろん完全日本語版です。

また、これの日本語版は同クラブニンテンドーで２０１４年５月より会員ポイントでだれでも交換できる様になりました。
なので、無理してこの北米版と保障の効かないプロアクを購入する必要は無いと思われます。）

日本版前作『ファミコンウォーズDS』とのストーリー繋がりは一切なく、この作品のために書き起こされた新シナリオです。

前作とはうって変わったシリアスストーリー、キャラクターにもSNK作品でも有名な「ヒロアキ」氏を起用、開発はシリーズ通して一緒の「インテリジェント・システム」。大雑把でいい加減な造りの海外発注開発ではないのでゲームシステムやグラフィックなどは安心して楽しめます。

ゲームシステムは前作の『ショーグンを選んで戦う』ことができない上に『ショーグンブレイク』的なものは可能ですが『ダブルブレイク』などのコンビ技が排除されてしまっています。『スキルを付加する』こともできなくなっているので、
前作を楽しんだ方にはかなり物足りなさを感じます。

その分ストーリー重視、マップもストーリー+フリーマップも含めかなりの量のステージを2P/3P/4Pで遊ぶ事ができます。もちろん友達との対戦も可能。
また前作には登場しなかった『航空ユニットを生成できる空母ユニット』『バイク兵』『対戦車砲』などが増えたので、戦略性にも幅が広がりました。

サウンドもサンプリング音源が使われていますが、かなり重厚で過去DSソフトの中でも良質でオススメです。
サウンドテストモードもあるので、劇中の重厚サウンドをゲームに関係なく楽しめます。
同時に劇中のシーングラフィックもランダム表示されます。ヒロアキ氏ファンにはオススメです。

言語においてはもう仕方ないと考えるしかないでしょう。