ひとりぼっちの地球侵略 6 (ゲッサン少年サンデーコミックス) の感想

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参照データ

タイトルひとりぼっちの地球侵略 6 (ゲッサン少年サンデーコミックス)
発売日2014-08-12
製作者小川 麻衣子
販売元小学館
JANコード9784091251985
カテゴリ » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » コミック

購入者の感想

p.69
「野蛮ねー。」

のページを見ているだけでもうおなか一杯。

まだ聴いたことのない荒井由実的な心を締め付ける名曲が
脳に満ちてきて、端的に言ってつらい。辛すぎる。

青春、戻らぬ、というか、一度も手に触れることのなかった
「青春の幻影」が心をむしばむ。蝕まれた。つらい。

この一コマの甘美さを、この数日何度味わっただろうか。
開いては呻き、開いては叫び。

逆に言うと、この辺以外は刺さることは特段なく。
SF的な、或いはバトル的な部分は、(丁度一気読み中だった
「惑星のさみだれ」の影響下にある自分には)物足りない、という感じ。

正直「先輩」の魅力を引き出すための各種設定だと思っているので、
先輩の出番の薄い6巻はいまいちな気が……と書きつつも

「野蛮ねー。」

を見るとまた問答無用で泣けてくる40歳なのだった。
すげえよ、ホント、このページ。

前回のラストのまま、今回も終わったという感じ。
勿論、体育祭とか兄ちゃんのアイラへの片思いの進展とかは一応の内容はある。
オルペリオの滅亡の謎に関しても、ある程度の説明もある。
しかし、全般的にまるまる1巻使うほどの話の進展はない。
何より、大鳥先輩の不思議っ娘ぶりがすっかり影を潜めてしまっている。
酷いとまでは言わないが、今巻は連載引き延ばし展開に終始したという感じがする。
終盤はかなり鬱展開になるが、それは良いにしろ展開内容が中二すぎる。
これでは今まで積み上げてきたものも壊しかねない。

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