ADAMAS(1) イブニングKC の感想

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参照データ

タイトルADAMAS(1) イブニングKC
発売日2012-09-28
製作者岡エリ
販売元講談社
JANコード登録されていません
カテゴリ »  » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL

購入者の感想

皆川亮二、1月に刊行された「PEACE MAKER」に続き早くも新刊が登場。
集英社に続いて今度は講談社からの初コミック。なんだか新鮮だ・・・。
というか表紙、格好良すぎ。帯のデザインも非常に素晴らしい。

この作品は宝石を題材としたもので、なんと主人公は女。
題材も珍しいが、皆川亮二の漫画で女性主人公というのも珍しい。
こういう変化あるいは挑戦も青年誌に移動したからこそ出来たのだろうか?
 
着眼点が優れている上に、話の転がし方も実にスムーズなのでスラスラ読める。
ボリュームのあるページ数に重厚な絵柄なのでじっくり読むタイプ、と誤解されそうだが
「PEACE MAKER」でも健在だったように、ネームの巧さはピカ一だ。
というか年代を重ねるたびに、ネームがこなれているような印象も受ける。
そして大コマや決めるシーンに持ってくまでのコマ運びのすばらしさは職人芸の域まで来てるのでは?
同じようなシーンでも、また違った味わいがある。

しかもこの作品、いわゆる王道の面白い少年漫画のイメージがした。
簡単に言うと「能力バトル」の作品なのだ。ただそれを宝石といかにも戦いには無縁そうな女性でやっているので
ギャップというか、そういう部分も面白さにつながってる。
主人公は「宝石使い」という通り名(?)を付けられていて、宝石よって力が増したり
また宝石と会話のようなことが出来たり、はたまた特定の宝石によってはまた違った能力を使えたりするのだ。
しかも今作にも「敵の組織」みたいな連中が存在し、もう少年漫画の面白さに近いといっていい。

アクションシーンも見ごたえたっぷり。カイザーナックルで次々と悪党をぶちのめしていく
彼女の姿は凜としていて格好良い。 またすぐ泣く溝口さんや正義感の強い新谷刑事などサブキャラもバッチリ。

これは少年漫画好きにも、青年漫画好きにも両方受け入れられる作品ではないか。
是非多くの人に読んでもらいたい。

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