ヴィンランド・サガ(2) アフタヌーンKC の感想

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参照データ

タイトルヴィンランド・サガ(2) アフタヌーンKC
発売日2012-09-28
製作者幸村誠
販売元講談社
JANコード登録されていません
カテゴリ »  » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL

購入者の感想

この巻は最後までトールズの独壇場。
特にアシェラッドの海賊団との戦いは圧巻。
「戦鬼」の名に相応しい戦いぶり、一人も殺さず30人を戦闘不能にする実力。
正に戦士の中の戦士。
「本当の戦士には剣など要らぬ」には痺れるね。
(しかしその心は幼いトルフィンには伝わらず…)

地味だけどアシェラッドの心理描写もすごくいい。
潔く負けを受け入れ、本気でトールズを頭に誘う度量。
でも受け入れられないと見るや冗談にしてしまってごまかしたり、
ビョルンが暴走してトルフィンを人質に取った時、諦めたような笑いを浮かべたり。
立場上ああするしかなかったんだろうが、本当は殺したくなかったんだろう。
「てめえらクソガキ100人でも釣りのくる死だ」と吐き捨てていたのは本心からだろうな。

海賊の頭にしては妙に潔いところがあるアシェラッドが
おちゃらけた仮面の下に隠している過去はどんなものなのか興味が湧いて来た。

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