SOUL SACRIFICE DELTA ソウル・サクリファイス デルタ の感想
参照データ
タイトル | SOUL SACRIFICE DELTA ソウル・サクリファイス デルタ |
発売日 | 2014-03-06 |
販売元 | ソニー・コンピュータエンタテインメント |
機種 | PlayStation Vita |
JANコード | 4948872020114 |
カテゴリ | 機種別 » PS Vita » ゲームソフト » アクション・シューティング |
購入者の感想
このゲーム、発売した頃は狩りゲーとしての側面やマルチプレイを強くアピールした宣伝を展開していたように自分は記憶しています。で、ゲームは自分のペースでのんびりやりたい派としてはなかなか手が伸びなかったわけなのですが、今となりますと実にもったいなかったなぁと。
ストーリーがしっかりしていますし、そのストーリーを見せるための「本を読み進める」という演出がまた、この物語の展開とも見事に結びついています。読み物的な側面が非常に強く、メインストーリーでさえボイス付きのテキストとデフォルメされた挿絵だけでほとんど進んでいきます。このあたり好みの分かれるところかもしれませんが、自分は読んでいるうちにどんどんハマっていきました。無駄も不足もないといった感じの簡潔なしっかりした文章は読みやすかったですし、登場人物も必要以上にウェットすぎず、かといってドライすぎて人間味がないなんてこともありません。(ゲームのシナリオ・テキストってこのあたりをどちらかに極端に振りすぎているものが多いです…)
ゲームとしてはアクションに難しさを感じる場面もありましたが、供物、刻印の組み合わせ等を多少工夫すればアクション苦手な人でもゴリ押しできる程度の余地は作られていますし、もちろんちゃんとアクションして戦うこともできます。ところどころ不便もなくはないですが、「こんなのやってられるか!」と放り投げたくなるような粗は感じませんでした。
ダラダラと書きましたが何が言いたいかというと、このゲーム「共闘」を前提にしなくても十分楽しめます。「共闘ゲーだから1人でやってもつまらないのは仕方ないよね」みたいな作り手の甘えはなく、まさに物語中の「本の読み手」に自分がなった気分になって、1人でどっぷり世界につかって楽しむことができるゲームです。そのあたり自分みたいに勘違いして敬遠している人がもしいたら非常にもったいないので、是非一度手にとってみては、とオススメする意味をこめ、レビューを書いてみた次第です。
ストーリーがしっかりしていますし、そのストーリーを見せるための「本を読み進める」という演出がまた、この物語の展開とも見事に結びついています。読み物的な側面が非常に強く、メインストーリーでさえボイス付きのテキストとデフォルメされた挿絵だけでほとんど進んでいきます。このあたり好みの分かれるところかもしれませんが、自分は読んでいるうちにどんどんハマっていきました。無駄も不足もないといった感じの簡潔なしっかりした文章は読みやすかったですし、登場人物も必要以上にウェットすぎず、かといってドライすぎて人間味がないなんてこともありません。(ゲームのシナリオ・テキストってこのあたりをどちらかに極端に振りすぎているものが多いです…)
ゲームとしてはアクションに難しさを感じる場面もありましたが、供物、刻印の組み合わせ等を多少工夫すればアクション苦手な人でもゴリ押しできる程度の余地は作られていますし、もちろんちゃんとアクションして戦うこともできます。ところどころ不便もなくはないですが、「こんなのやってられるか!」と放り投げたくなるような粗は感じませんでした。
ダラダラと書きましたが何が言いたいかというと、このゲーム「共闘」を前提にしなくても十分楽しめます。「共闘ゲーだから1人でやってもつまらないのは仕方ないよね」みたいな作り手の甘えはなく、まさに物語中の「本の読み手」に自分がなった気分になって、1人でどっぷり世界につかって楽しむことができるゲームです。そのあたり自分みたいに勘違いして敬遠している人がもしいたら非常にもったいないので、是非一度手にとってみては、とオススメする意味をこめ、レビューを書いてみた次第です。