audio-technica ポータブルヘッドホンアンプ AT-PHA10 BK の感想

僕(購入時中学生)がこつこつと親からのお小遣いを貯めて購入した初めてのポタアンでした。
walkmanとATH-AD500の性能を引き出そうと試聴もせずamazonさんで購入したのですが、当初全然音の違いが感じられず、でも当時の僕からすると決して安いお買い物ではなかったので半泣きになりながら「いや、きっと良いはずだ」などと自分自身で洗脳しながら使いました(笑)。親もそんな僕を慰めていたのが今でも鮮明に覚えています。

で、現在ですがひょんなことからこのポタアンを外して聴くと「あれ、迫力が無くなった？」と感じてもう一回このポタアンを介すると「あ、やっぱり音良くなってる(喜)！」と今まで心の中にあったこのポタアンに対する不満が花火のように弾け、これを手放すことが出来なくなったというか、一気に愛着がわいてきました。今では良き思い出ですが当時の僕からすると死活問題に匹敵するほど買ったことを思いつめました。

先ほども言いましたが、アウトドアでも絶対持っていくぐらい大切な物になりました。もうwalkmanとこのポタアンは自分の中では一つ(セット)になっています。

音の傾向からすると、若干高音が引っ込み中低音が出て迫力のある、でも自然な音になります。オーテクのヘッドホンとは性格が違う音です。しかし流石にオーテクは、ヘッドホン・マイク専門メーカーですから安くてもそれに恥じない音が出ます。でも音の好き好きは十人十色ですからここではお勧めはしませんが、僕は今では買って損は無かったと思っています。長文になってしまい恐縮です。