Chanel: The Vocabulary of Style の感想
参照データ
タイトル | Chanel: The Vocabulary of Style |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | Jérôme Gautier |
販売元 | Yale University Press |
JANコード | 9780300175660 |
カテゴリ | » 洋書 » Special Features » all foreign books |
購入者の感想
数年前にブティックで、お待ちの間、こちらでもご覧ください?的に出されたのを見せて頂いて、買おうと思い続けて購入。通常版だったのか、ピンクのカバーなどなく、普通に本体のみ届きました。
でも、ココの作品にインスパイアされたカールの作品が並べて見開きにあったり、楽しめました。あと、文章は長くはないと思われますが、やっぱり、英語を勉強しておけば…って思ったりして(笑)
フォトグラファーはいろんな方々なので、そこも楽しめます!
でも、ココの作品にインスパイアされたカールの作品が並べて見開きにあったり、楽しめました。あと、文章は長くはないと思われますが、やっぱり、英語を勉強しておけば…って思ったりして(笑)
フォトグラファーはいろんな方々なので、そこも楽しめます!
美と革新に彩られたブランド、シャネル。本書はその魅力の核心を、膨大なコマーシャルフォトによって明らかにする試みである。
このページの書籍は米国版。原書の英テームズ&ハドソン版とは表紙写真が異なるのみで内容は同一だ。他に仏/独/伊/西語版が同時発売されている。本体の重さは3キロ弱、“シャネルピンク”の布張りスリップケースが付属する。
著者ジェローム・ゴーティエはフランスのファッションジャーナリスト。服飾史研究家でもある彼は、この多面的な(時には「相反する」要素を内包する)ブランドを解剖するため、読者に11の異なる視点を提供する。
それは「ボディの解放」「リトルブラックドレス」「バロックの霊感」「シンプルシック」「アンドロジーン」「反逆」などであり、この11の章立てを俯瞰することで、社会の通念や服飾の伝統に挑み続けてきたシャネルの姿が浮き彫りになる。
テキストは短めで、本書の主体はカラー/モノクロ合わせて209点の写真である。1ページ1点(見開きもあり)のレイアウトを基本に、1920年代から2000年代までの作品が並ぶさまは壮観。創始者ココの貴重なポートレートも数点収録されている。
ただしその大半は80年代以降の、つまりラガーフェルド時代の制作であり、また並び順も時系列を無視したランダムなもの。それでも違和感が無いのだから、やはりこのブランドの個性は時代を超えている。
そうした編集の狙いはさておき、写真のクオリティの高さは圧倒的。巻末のクレジット(すべての写真についてデザイン年、デザイナー名=ラガーフェルドか否か、写真家、モデル、掲載された雑誌と編集者、発表年が記される)を見れば、特に写真家は知らない名前を探すのが難しいほど。
このページの書籍は米国版。原書の英テームズ&ハドソン版とは表紙写真が異なるのみで内容は同一だ。他に仏/独/伊/西語版が同時発売されている。本体の重さは3キロ弱、“シャネルピンク”の布張りスリップケースが付属する。
著者ジェローム・ゴーティエはフランスのファッションジャーナリスト。服飾史研究家でもある彼は、この多面的な(時には「相反する」要素を内包する)ブランドを解剖するため、読者に11の異なる視点を提供する。
それは「ボディの解放」「リトルブラックドレス」「バロックの霊感」「シンプルシック」「アンドロジーン」「反逆」などであり、この11の章立てを俯瞰することで、社会の通念や服飾の伝統に挑み続けてきたシャネルの姿が浮き彫りになる。
テキストは短めで、本書の主体はカラー/モノクロ合わせて209点の写真である。1ページ1点(見開きもあり)のレイアウトを基本に、1920年代から2000年代までの作品が並ぶさまは壮観。創始者ココの貴重なポートレートも数点収録されている。
ただしその大半は80年代以降の、つまりラガーフェルド時代の制作であり、また並び順も時系列を無視したランダムなもの。それでも違和感が無いのだから、やはりこのブランドの個性は時代を超えている。
そうした編集の狙いはさておき、写真のクオリティの高さは圧倒的。巻末のクレジット(すべての写真についてデザイン年、デザイナー名=ラガーフェルドか否か、写真家、モデル、掲載された雑誌と編集者、発表年が記される)を見れば、特に写真家は知らない名前を探すのが難しいほど。