TAYLOR MADE(テーラーメイド) SLDR ドライバー TM1-114シャフト 日本仕様 の感想

行きつけの練習場に試打クラブが数本あったので試し打ちしてきました。
試したシャフトはTM1-114（標準）、MotoreSP661、DiamanaW60。フレックスS。ヘッドはどれも同じ物です。

構えた時の見た目は最近のテーラーメイドドライバーに多い三角形タイプ。R9に近いです。
長さ・重さも標準的ですんなり振れます。

MotoreSP661は高弾道でシャフトのしなりをうまく使えばかなり飛距離が出ますが、
タイミングが合わないと強めのフェード・ドローになりました。

DiamanaW60は引っ叩くと真っ直ぐ中弾道で曲がりが少ないです。
下手に合わせたりすると左右に真っ直ぐ飛んでいきます。

TM1-114はその中間くらいでした。

スピン量が少なく球が上がりにくいので少しティーを高くしてアッパー気味に打つと綺麗な放物線で飛びます。

個人の打ち方はそれぞれなのでこの説明が当てはまるとは限りませんが、
ロフトや新機能のSLDRウェイトテクノロジーで調整すれば誰が打ってもほぼ同じような方向性が出ると思います。

今までのテーラーメイドドライバーと一番違うのは『打感・打音』です。
インパクトの瞬間フェースがたわむ感触がありません。
チタン金属ではなく大理石のような硬い物で打っている感触でメタル時代のドライバーで打っているように感じます。
打音もかなり低く、キーンという金属音がしないので甲高い音が嫌いという方にもおススメです。

最近は球が上がりやすいとかキャリーで飛ばすクラブが多いですが、
バーナーのような中弾道で前にグイグイ進む力強い球が打てるこのクラブはかなり好印象でした。