ソト(SOTO) G'z G-ストーブSTG-10 の感想

※サンプル画像 クリックで拡大します

　週に１〜２回、当直先などでご飯を1合炊く必要があり、トランギアのメスティンTR-210での炊飯に於きましてSTG-10とCB−JRB−３とを使い比べてみました。

　メスティン内の水が沸騰したら弱火にして１５分ほどでご飯が炊き上がります。
　沸騰するまでの強火と、沸騰してからのほとんどギリギリの弱火という異なる燃焼状態が要求されますが、ほぼ互角でした。
　すなわち炊飯中のストーブとしての性能には大差を感じませんでした。

　では、なにが違うのか。
　収納時のサイズのコンパクトさ：STG-10（幅142×奥行78×高さ25mm）＞CB−JRB−３（幅82×奥行68×高さ109mm）
　ストーブの軽さ：CB−JRB−３（重量:約274g）＞STG-10（重量:380g）
　組み立て時間：CB−JRB−３＞STG-10
　ガスボンベの脱着の容易さ：CB−JRB−３＞STG-10
　テーブルの上で使用した際にはSTG-10は反射板があるせいで、テーブルが熱くなりにくいです。いっぽうでこの反射板に吹きこぼれの汚れが溜まるという現象も起こります。
　
　以上から、置く場所や収納スペースに困らなければ、CB−JRB−３を、（自転車旅など）荷物のボリュームを少しでも減らしたい条件ではSTG-10に軍配を上げます。使用頻度はCB−JRB−３＞STG-10になりそうかな。
　並べて置いた状態と、強火の焔の写真を添付いたします。
　ソロキャンプなどでストーブをお探しの方の参考になれば幸いです。

とても小型、少々重いが非常に丈夫、低いコンロで安定性は抜群です。一般家庭用カセットコンロ用のガスボンベでも着荷する事は可能（多分保証外ですが）な所が非常に経済的で気に入っています。

ただ、小型であるためにバーナの出火口が小さくまとまっており、通常の大きさの鍋で火力を出し過ぎると焦げてしまう。お湯を沸かすのであれば焦げ付きも心配無いので、料理主体の使い方には向かないと思います。

また、ガスボンベ取り付けの際には、しっかり説明書を読む事をオススメします。読まずに取り付けられず、専用のボンベでないと使用できないのかと勘違いし、1ヶ月放置してしまいました。