ずるい考え方 ゼロから始めるラテラルシンキング入門 の感想

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参照データ

タイトルずるい考え方 ゼロから始めるラテラルシンキング入門
発売日販売日未定
製作者木村 尚義
販売元あさ出版
JANコード9784860634636
カテゴリジャンル別 » ビジネス・経済 » ビジネス実用 » 仕事術・整理法

購入者の感想

ラテラルシンキング…、
第1章から第2章のさわりにかけて下記の2例の紹介が為され、
ずるい考え方というよりも“妙な結論…”という第一印象を
“まず”持った。

解決する為に答えは一つではないという水平思考らしいのだが、
事例として、
・大阪万博の入場の際に人々が殺到しないように
“小さな会場案内図を配った”とか、
(不親切でしょうに…)
・急カーブでの事故を減らす為、
“ガードレールとセンターラインを消した”とか、
(おっかないでしょうに…)

いくつも解答を用意している割りには、
え…!?(…)これがベスト?という“迷案怪答”ばかりで、
久々、高評価レビュー群に一本釣られてしまった…か(苦笑)…
という書籍でした…。

と!!!
書こうとしたところ、
第2章『フォード社』のエピソード辺りからようやく成程成程の数々。

・30通りの使いみちを考える
・偶然は発明の母
・人間の本質はナマケモノ?
・サウスウエスト航空の戦略
・第4章相手の力を利用する(ランチェスター戦略…?)
・スティーブ・ジョブズさん、松下幸之助さん、ジョージ・ルーカスさん、
 浅野総一郎さん、田中耕一さん、小林一三のエピソード
etc.

特に、
『優秀な人材だけで組織をつくればうまくいくかというと、
実はそうはなりません。』…同感!

終わってみれば、なかなか良い本だった…と(笑)

 本書刊行7ヵ月後、勝間和代が『ズルい仕事術』を出版したが、このタイトルが
本書タイトルのパクリであると話題になり、ネタ元の本書を読んでみた。

 タイトル(だけ)は、非常に秀逸です。 普通の著者(版元)なら、副題の
「ゼロから始めるラテラルシンキング入門」をタイトルにする内容の本です。

 しかし、ラテラルシンキングの本は市場が飽和状態にあり、もし副題を
タイトルにしていたら「本書は絶対に類書に埋もれて売れなかった」だろう。

 というのは、内容がスカスカで「大人にも読み応えが無い」から。
しかし、学生が入門書として読むなら、オススメします。

 本を初めて出した著者にしては、文章は分かり易く、
興味深い事例を選定していて、入門書としてなら最適ですよ!

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