中卒労働者から始める高校生活 1 の感想
参照データ
タイトル | 中卒労働者から始める高校生活 1 |
発売日 | 2013-12-06 |
販売元 | 日本文芸社 |
JANコード | 登録されていません |
カテゴリ | » 本 » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL |
購入者の感想
定時制高校での教員経験があったので、気になって読んでみました。
家庭環境の関係で高校に行けず、妹の学費を稼ぐために中学卒業とともに働き出した男の子が主人公です。でも色々あって妹と一緒に定時制高校に通うことになります。
そういう境遇の主人公なので、周囲に対しひけ目やコンプレックスが強く、また、そういったデリケートな部分に触れられると傷つきやすくキレやすいため、他人とのトラブルが絶えません。
少しうがった題材ではあるが、ありきたりと言えばありきたりな内容ではあります。エンターテイメント性を出すためなのか、少し不自然なレベルで恋愛も展開しますので、題材が重いわりには安っぽいという印象を受けるかもしれません。
そもそも主人公自身、実は比較的恵まれています、父親が犯罪を犯して服役中であり母親も事故死している、という点は確かに間違いなく不幸ですが、母親の死亡保険金が出ており生活には困っておらず、中卒で入社した会社の社長も主人公の境遇に理解があり(なんといっても定時制高校に通うことも普通に許してくれている)、職場仲間もコネで入ってきた(そしてすぐやめた)チャらい大卒くん以外はみんな気のいい人たちばかりです。両親の描写がほとんどなく、言葉だけで説明されていることもあってますます主人公がそんなに不幸な境遇とは感じられません。
しかし、主人公の抱えている引け目とかコンプレックスが、実際に体験した人間でなければ描けないだろうなと思わせる部分が多く、実際作者さんのあとがきを読むと、定時制に通っていた経験があるとの事だったので、なるほどなと納得しました。
家庭環境の関係で高校に行けず、妹の学費を稼ぐために中学卒業とともに働き出した男の子が主人公です。でも色々あって妹と一緒に定時制高校に通うことになります。
そういう境遇の主人公なので、周囲に対しひけ目やコンプレックスが強く、また、そういったデリケートな部分に触れられると傷つきやすくキレやすいため、他人とのトラブルが絶えません。
少しうがった題材ではあるが、ありきたりと言えばありきたりな内容ではあります。エンターテイメント性を出すためなのか、少し不自然なレベルで恋愛も展開しますので、題材が重いわりには安っぽいという印象を受けるかもしれません。
そもそも主人公自身、実は比較的恵まれています、父親が犯罪を犯して服役中であり母親も事故死している、という点は確かに間違いなく不幸ですが、母親の死亡保険金が出ており生活には困っておらず、中卒で入社した会社の社長も主人公の境遇に理解があり(なんといっても定時制高校に通うことも普通に許してくれている)、職場仲間もコネで入ってきた(そしてすぐやめた)チャらい大卒くん以外はみんな気のいい人たちばかりです。両親の描写がほとんどなく、言葉だけで説明されていることもあってますます主人公がそんなに不幸な境遇とは感じられません。
しかし、主人公の抱えている引け目とかコンプレックスが、実際に体験した人間でなければ描けないだろうなと思わせる部分が多く、実際作者さんのあとがきを読むと、定時制に通っていた経験があるとの事だったので、なるほどなと納得しました。
僕は中卒で、19歳の時大検の存在を知り取得したあと現在大学に通っているのですが
主人公のイライラとかもやもやにとても共感できました
僕は高校の話題の話とかになるとヘラヘラしてごまかしたりするのですが
口に出したらすっごい醜い感情を言っちゃう主人公に「言っちゃだめだよ!」
とか一人ツッコミをしたり言える主人公を羨ましいなとか思ったりして
楽しませてもらいました
完結するまで読みたいと思います
あと すっごい ヒロイン可愛い
主人公のイライラとかもやもやにとても共感できました
僕は高校の話題の話とかになるとヘラヘラしてごまかしたりするのですが
口に出したらすっごい醜い感情を言っちゃう主人公に「言っちゃだめだよ!」
とか一人ツッコミをしたり言える主人公を羨ましいなとか思ったりして
楽しませてもらいました
完結するまで読みたいと思います
あと すっごい ヒロイン可愛い
私には夢があります。それを叶えるには長い時間と労力が必要です。
仕事へ行って帰れば疲れ果ててお風呂に入った後は眠くなり残業ならなおさらです。
私自信なかなか夢を叶えるための労力を割けれないのは仕事があり費やす時間がないからだと言う甘えがありました。
この本の登場人物たちはフィクションでこそあれ仕事や育児、宿題であるレポートなどをこなしながら学校へと通っています。
それら一つ一つにとても現実感が感じられ身に迫るものがあり共感が得られました。
私自身、夢と仕事の両立が無理だと思っていたのは甘えだったと思います。
やる気と情熱があればなんとかなるもんです。それでも無理ならきっとその程度の夢だったんです。
ストーリーはどれも無駄な話は無く絵も素敵で読んだ後、自分も頑張ろうという気持ちになれました。次巻が楽しみです。
仕事へ行って帰れば疲れ果ててお風呂に入った後は眠くなり残業ならなおさらです。
私自信なかなか夢を叶えるための労力を割けれないのは仕事があり費やす時間がないからだと言う甘えがありました。
この本の登場人物たちはフィクションでこそあれ仕事や育児、宿題であるレポートなどをこなしながら学校へと通っています。
それら一つ一つにとても現実感が感じられ身に迫るものがあり共感が得られました。
私自身、夢と仕事の両立が無理だと思っていたのは甘えだったと思います。
やる気と情熱があればなんとかなるもんです。それでも無理ならきっとその程度の夢だったんです。
ストーリーはどれも無駄な話は無く絵も素敵で読んだ後、自分も頑張ろうという気持ちになれました。次巻が楽しみです。