Problem Solving in Clinical Medicine の感想
参照データ
タイトル | Problem Solving in Clinical Medicine |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | Paul Cutler MD FACP |
販売元 | Lippincott Williams & Wilkins |
JANコード | 9780683301670 |
カテゴリ | » 洋書 » Special Features » all foreign books |
購入者の感想
Section1・2に大別分かれています。S1はEBMや診断学について、S2はおもにCase Studyで各症例ごとに問題がついてきます。EBMについては、この本では基本的なことにしか触れていませんが、臨床現場で威力を発揮するだろうなという雰囲気はつかめます。圧巻なのは診断学で、初診患者さんのだいたいの疾患予想ができるようになります。というのは疾患概念の全く違う病気を同時に思いつくような発想を、練習問題を使って体系的に徹底して教わるからです。いずれもPaul Cutler博士の臨床極意を安価で学ぶことができます。Case Studyに関してはMosby社から出ているDiagnostic Strategies for Internal Medicineより内容が比較的あっさりとしていますが、内科学だけにとどまらず、精神科、婦人科領に渡って、実際の医療現場で比較的頻度の高い疾患が数多く載っています。また各症例毎についてくる問題で類似疾患を同時に学んでいきます。
私はこの本をS1は臨床講義期間中に、S2はポリクリ中に読みました。この本は勉強会用というよりは独習用に向いていると思います。内科学だけでも疾患概念をざっと身に付けてから読み出すのがお勧めです。
私はこの本をS1は臨床講義期間中に、S2はポリクリ中に読みました。この本は勉強会用というよりは独習用に向いていると思います。内科学だけでも疾患概念をざっと身に付けてから読み出すのがお勧めです。