Edition -Ltd- の感想

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タイトルEdition -Ltd-
発売日2014-12-09
アーティストWiener Philharmoniker
販売元Decca
JANコード0762182658607
カテゴリミュージック » ジャンル別 » クラシック » 交響曲・管弦楽曲・協奏曲

購入者の感想

昨年ドイツ・グラモフォンからリリースされたウィーン・フィル・エディション50枚組を上回る65枚組セットで、録音年代もデッカがウィーン・フィルと契約した直後の1951年から96年にかけての、どちらかというと歴史的名録音が多いのも特徴だが、音質的にはむしろグラモフォンに優るデッカが誇った高音質がセールス・ポイントで、居並ぶ名指揮者の下で最も彼ららしい演奏とそのサウンドを堪能できる。交響曲や大規模な管弦楽曲に関しては既に名盤の誉れに輝くものばかりだが、中でもブルックナーは第1番(1866年リンツ稿)アバド、第2番(1872年ハース版)及び第6番ホルスト・シュタイン、第3番(1889年ノヴァーク版)と第4番ベーム、第5番(ノヴァーク版)マゼール、第7番、第8番(1890年ノヴァーク版)ショルティ、第9番メータという壮観な顔ぶれだ。現在手に入りにくくなった音源としてはCD6のモーツァルト協奏曲集が貴重で、62年のセッションだが若き日のアルフレート・プリンツによるクラリネット協奏曲及びヴェルナー・トリップのフルートとフーベルト・イェリネクのハープでのフルートとハープのための協奏曲は、ウィーンの奏者でなければ出せない情緒と感性に満たされている。彼らは後にベームとも再録音しているが、このミュンヒンガーとの協演もその精緻さと柔軟性に若々しさが加わって捨て難い魅力を持っている。

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