インフェルノ　（上） (角川書店単行本) の感想

フィレンツェを舞台に、ダンテ「神曲」をモチーフにして、われらがラングドン教授が活躍する。
Dan Brownらしい導入部分、展開で、いつも通り、一気に読んでしまった。今回のテーマとしては、従来と異なった最新テクノロジーと人類の進化に関する観点が選ばれており、個人的にも興味があり、考えさせられる内容で、その意味からも印象的。エンディングの後の展開も、どうなるのかが興味がある。
Dan Brownファンには、是非とも読んでもらいたい。また、合わせて、ダンテ「神曲」も読んでみたいと思う。普段なら全く興味を持たない古典や建築物にも光を当て、興味を持たせてくれるのも嬉しい。