独りファシズム つまり生命は資本に翻弄され続けるのか? の感想

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タイトル独りファシズム つまり生命は資本に翻弄され続けるのか?
発売日販売日未定
製作者響堂 雪乃
販売元ヒカルランド
JANコード9784864710367
カテゴリジャンル別 » 社会・政治 » 社会学 » 社会一般

購入者の感想

 同書を読むと、われわれが置かれた現実の深刻さが分かる。東京地検特捜部は米国諜報機関の下部組織であり、田中角栄首相や植草一秀元教授もその犠牲者だ。石井紘基議員が殺されたのは、一般会計予算の4倍にも及ぶ特別会計を明らかにしようとしたから。わが国は米国の求めで時価会計制度や三角合併を導入した結果、東証株の65%を欧米資本に握られ、年収200万以下の労働者は20%に達する。
 圧巻はIT化の真の目的について。TwitterやFacebookは個人情報の草刈り場にすぎない。米国では自作自演の9.11「テロ」で「愛国者法」が施行され、わが国では震災の混乱に乗じて「コンピュータ監視法」が成立した。市井の人々の言動をいくらでも捕捉できる。
 われわれ一般国民はマスコミにだまされ、官僚と宗主国に搾取されるだけの存在だ。ただし、官僚機構は米国の下請け組織にすぎない。「この国のあらゆる意志決定は常に銃口が突き付けられている」と著者。
 屈辱的な状況を変えるには、知ることが第一歩だ。現実を直視する勇気のある方には、ぜひ読んでいただきたい一冊である。

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ヒカルランドから発売された響堂 雪乃の独りファシズム つまり生命は資本に翻弄され続けるのか?(JAN:9784864710367)の感想と評価
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