宮本算数教室の教材賢くなるパズルかけ算初級―小学校全学年用 の感想

小学3-4年生向だと思います。
九九を完全にマスターしてから始めたほうが良いと思います。（もちろん2年生以下でも出来る子もいるでしょうけど）
小学3年生以上であり、九九が身についてきた頃にやれば前半は比較的簡単に出来ますが、後半は根気勝負ですね。
この足し算のシリーズをやったことのある小学4年生には、1冊を通して簡単ですので、チョットものたらないかも知れません。
しかし未経験者ならばそうはいかないかもしれませんが、じっくりやればみんな出来ます。
またさりげなく置いておけば「勝手に始める」とか「絶対に教えるな」等のキャッチがありますが、これもあまり気にする必要はありません。
根気と推理力は自然と養われます。答えを教える必要はありませんが、最初の2-3問はじっくり親も付き合ってあげていいと思います。
最初を突破すれば、途中で難易度が上がってゆきますが、やり方は同じですので、あとは根気だけです。私は子どもたちの根気を絶やさないため、
もったいないですがその日にやる分を3枚とか切り離してやるようにしました。プリント方式です。
肝心の賢くなるかどうかはわかりませんね（笑）

私の個人的考えですが、学校の進捗を超えるスピードでやる必要はないと思います。参考ではありますが、
おおよその適応学年と思われる順番を記しておきます。
2-3年：たし算初級→3-4年：たし算中級・かけ算初級→4-5年：かけ算中級→5-6年：たし算上級・かけ算上級
※但し上級後半は中学生でも難しいと思う。

息子が2年の三学期にやりました。九九の5の段までをマスターしてたら、できる問題です。 自分で考えることを要求される、面白い計算パズルで、すぐにはまってました。初級は、3日ぐらいでおわって、早く中級がやりたい! といってました。 いやいやする勉強じゃなくて、考えて解くパズルなので、解けたときスキッとするみたいです。次もやりたい、と子どもに思わせてくれる問題です。