マクロビオティックの子どもごはん ~じょうぶな体をつくるかんたんレシピ~ の感想

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おとなだけならどっぷりマクロビでもゆるマクロでもいいけれども、
子どものご飯（幼児食）が必要な家庭でマクロビは難しい。

マクロビ論でいくら良いと言われるご飯でも、子どもの味覚には合わないことも
多いです。（私は、乳製品を採らない方が良いと言い切るにはエビデンスが足りないと
思い、肉も卵も乳製品も、適量は子どもには与えるべきだと考えています）

この本は、実際ご自身が子どもをマクロビで育てた経験から書かれているレシピですので
実体験に基づいたものだなと思いました。（しかも奥津さんなので、マクロビに関する知識も
信頼できるものです）材料も大人のマクロビよりも比較的手に入りやすく、使いまわししやすいものです。

私は、たまにマクロビを取り入れて「体の中をきれいにした気になる」のを楽しむ程度の
超ゆるゆるマクロなので、マクロビでしか使わないような調味料は無駄にしてしまうことがあるし
キッチンがオーサワの文字だらけになるのは苦手なので、この本のレシピはうれしいです。

一時期クシ系で増えていた「フレンチみたいなマクロビ」ではなく、粗食っぽいものも
多いので、大人の日常使いにも意外といいかもしれません。
「夫がマクロビを嫌がる」という方にも、このレシピならば「朝食はみんなでマクロビ」
というような取り入れ方ができるかもしれません。

マクロビを追及しようにも、幼児食をつくる段階で悩むようになった人におすすめです。