悪韓論 (新潮新書) の感想

アマゾンで購入する

参照データ

タイトル悪韓論 (新潮新書)
発売日販売日未定
製作者室谷 克実
販売元新潮社
JANコード9784106105166
カテゴリジャンル別 » 社会・政治 » 社会学 » 社会学概論

購入者の感想

 この本は、最近とみに多くなった嫌韓本とは、いささか次元が違う。好きか嫌いかの前に、日本にとっても、世界の多くの国々にとっても、韓国とは「悪なる国」であるという事実を、理路整然と、しかも韓国の資料に基づいて立証した本なのだ。
 室谷氏の韓国に関する知見の豊富さは、ここ数か月の『WILL』に載った論文だけ読んでも明らかだ。この本の内容なら、自分の言葉で瞬時に書き上げることができるだろうに、肝心な部分では労を惜しまず、韓国の公式統計や新聞報道を逐一引用して、言うならば「韓国人に自白させる」手法を取っている。これでは韓国人は文句一つ言えないだろう。
 韓国の産業社会の文化に関する記述は、歴史的考察を踏まえて圧巻だ(近未来の流行語は「悪韓だ」かな)。
 韓国の町工場がどんなものか、実際に見ている室谷氏ならではの視点は貴重だが、ともすると面白すぎて、重要な指摘を見逃せてしまうきらいがある。
 日本国は「愚直」「石の上にも三年」の心構えを大切にして、伝統の物づくり精神に絶えず磨きをかけていないと、韓国のような「ノー技術国」に落ち込んでしまうぞ。人件費が安くつくからといって、非正規社員ばかり雇うような企業は「売国企業」だ。きっと、室谷氏は、そう言いたいのだろうと推察される。
 韓国の日常的な腐敗、売買春天国、嘘つき大国の様は、他のコリアウオッチャーも断片的には語っているが、話の運び方と分析の鋭さ、そして痛快なまでの皮肉表現、「技術大国ではなく欺術大国だ」といった切り方には抱腹絶倒……「さすがプロは違う」と実感させられた。
「高級マンションはヤミ金大国の象徴」(第8章)は、ほとんど日本で知られていない内容である。
「お笑い欺術大国、だから原発が恐ろしい」(第9章)には、ゾッとさせられる。同時に、日本の原発反対運動の裏面に触れている部分は、大いに考えさせられる。
「韓国型生活様式が内包する売買春天国」(第11章)は素直に面白い。
 売買春、ワイロ、讒言と嘘に満ち溢れた生活様式を、海外に輸出(システムの輸出と人員派遣)し、海外で増殖しようとしている「悪なる国」こそ韓国というわけだ。
 これらの事実を、この本は韓国の原典を引用する形式を踏み外すことなく立証している。

あなたの感想と評価

コメント欄

関連商品の価格と中古

悪韓論 (新潮新書)

アマゾンで購入する
新潮社から発売された室谷 克実の悪韓論 (新潮新書)(JAN:9784106105166)の感想と評価
2017 - copyright© みんこみゅ - アマゾン商品の感想と評価 all rights reserved.