はじめてのNode.js -サーバーサイドJavaScriptでWebアプリを開発する- の感想
参照データ
タイトル | はじめてのNode.js -サーバーサイドJavaScriptでWebアプリを開発する- |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 松島 浩道 |
販売元 | ソフトバンククリエイティブ |
JANコード | 9784797370904 |
カテゴリ | » 本 » ジャンル別 » 社会・政治 |
購入者の感想
このレビューを書いている現在、Node.jsは0.12.5です。既に古くなった内容が何箇所かあります。でもまぁ、技術書なんて、どれもそんなもんでしょう。特にNode.jsは絶賛成長途中の言語なので、部分的な陳腐化を気にしていたら本なんて読めません。
この本がすばらしいのは、Node.jsという、非同期I/Oを持ったローカルJavascript実行環境だからこそできることを明確に書いているところです。
たとえば、ローカルファイルの操作方法、シェルコマンドの実行方法などなどです。
また、Node.jsの持つ非同期プログラミングの概念と導入についてきちんと説明していることも良い点だと思います。残念ながらStreamについては記述が弱いのですが、それが気になるくらいにスキルが上昇したら、自分でWebを見て調べることもできるようになっているでしょう。
加えて残念なのが、Node.jsの重要な要素であるexpress(Webアプリ開発ミドルウェア)について、当該書籍はver3を扱っており、現在はver4になってしまっています。この本に記載されているexpressの記述は概念を理解する程度にとどめ、実際の操作などは当該書籍で得た知識を元にしてWebを参照するのが良いと思います。
この本がすばらしいのは、Node.jsという、非同期I/Oを持ったローカルJavascript実行環境だからこそできることを明確に書いているところです。
たとえば、ローカルファイルの操作方法、シェルコマンドの実行方法などなどです。
また、Node.jsの持つ非同期プログラミングの概念と導入についてきちんと説明していることも良い点だと思います。残念ながらStreamについては記述が弱いのですが、それが気になるくらいにスキルが上昇したら、自分でWebを見て調べることもできるようになっているでしょう。
加えて残念なのが、Node.jsの重要な要素であるexpress(Webアプリ開発ミドルウェア)について、当該書籍はver3を扱っており、現在はver4になってしまっています。この本に記載されているexpressの記述は概念を理解する程度にとどめ、実際の操作などは当該書籍で得た知識を元にしてWebを参照するのが良いと思います。
バージョンアップが頻繁に行われるNode.js環境において、現時点ではかなり最新の情報で記載されている。
特にExpressフレームワークは、ネットでは2.x系の情報が多い中、3.x系での解説になっている点は評価したい。
さらに、データベース接続やスマートフォン対応(jQuery Mobile 連携)、Socket.IO、本番環境におけるホスティングなど、実際にNode.jsでサービスを公開するためのノウハウが1冊にまとまっている。
欲を言えば、ExpressではサポートされないModelに関する部分を、筆者のやり方でもう少し深く解説してもらうと良かった。
いずれにしろ、ほぼ全章が有益な書籍。
特にExpressフレームワークは、ネットでは2.x系の情報が多い中、3.x系での解説になっている点は評価したい。
さらに、データベース接続やスマートフォン対応(jQuery Mobile 連携)、Socket.IO、本番環境におけるホスティングなど、実際にNode.jsでサービスを公開するためのノウハウが1冊にまとまっている。
欲を言えば、ExpressではサポートされないModelに関する部分を、筆者のやり方でもう少し深く解説してもらうと良かった。
いずれにしろ、ほぼ全章が有益な書籍。