WiLL (ウィル) 2013年 07月号 [雑誌] の感想

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タイトルWiLL (ウィル) 2013年 07月号 [雑誌]
発売日2013-05-25
販売元ワック
JANコード4910183970730
カテゴリジャンル別 » 雑誌 » 文芸・総合 » 総合

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「WILL 7月号」の「総力大特集150ページ」は、「がんばれ、安倍総理!」である。「安倍政権」ではなく、「安倍総理!」とするところに、首相個人への期待感が顕れている。果たして、安倍晋三はその期待に応えられるのか?
巻頭論文は、西村慎吾「真の『主権回復』とは何か」である。西村は、今年、4月28日に初めて開催された政府主催「主権回復を祝う会」にこと寄せて、「国家主権の何を、具体的に回復するのか」と問う。西村は、それは、「被占領期に奪われたもの、即ち、大日本帝国憲法、帝国陸海軍、そして教育勅語」であるという。「戦前と戦後の連続性を回復する」と言えば、そういうことになるだろう。しかし、現在の普通の言い方で言えば、日本の歴史と伝統を踏まえた自主憲法の制定と、国家の基本として国防力の位置づけの明確化、青少年に健全で創造的な教育を施していくということだろう。こう表現してしまえば、当たり前すぎて、「抵抗」もない代わりに何のインパクトもないかも知れないが。
さて、西村の周辺も慌ただしい。「慰安婦問題発言」で維新の会を除名された。「大阪には韓国人売春婦がうようよいる」という発言は、事実を言っただけだから、国会議員の発言でなければ誰も問題視しない。橋下徹も、「慰安婦発言」でバッシングを受けた。橋下が言っていることも、間違っていない。ただ、「韓国や中国、それにアメリカが望むような歴史認識とは違う」と「〈日本の〉マスコミ」が大騒ぎするところが異様である。いつものことだが、「朝日」は、「韓国の代理人(エージェント)か」と言われても仕方がないだろう。

「緊急対談 渡部昇一、小川榮太郎 従軍慰安婦問題は国難」で、渡部は、「安倍総理自らが世界各国の記者や大使を集めて会見」する必要がある。「総理、自ら発信しなければ意味がありません」と断言する。橋下の例を見ても分かるように、「政治家」が言挙げして初めて世間は騒ぐのであって、「歴史家」が言っても反響がないからだ。
松木国俊「慰安婦は韓国との゛戦争’だ」は、李承晩政権が、政権を担うレジティマシーのために必要とした「日帝による植民地支配・収奪という神話」と「反日教育」が現在の韓国人の倒錯した歴史意識を生み、ほとんど自己中毒状態にあると指摘する。

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