OpenGL+GLSLによる「流れ」のシミュレーション―数値解析で微分方程式を解く (I・O BOOKS) の感想

以下の環境にて、本書の添付 CD-ROM 内のプロジェクトを
ビルド＋実行するための手順を、
OpenGL+GLSLによる物理ベースCGアニメーション〈2〉 (I・O BOOKS)
のレビューに記載させていただいたので、本書の学習の際の参考になれば幸いです。

Windows 7 64bit + Visual Studio 2010

NVIDIA Driver　Ver.306.94

NVIDIA Cg Toolkit　3.1
GLUI　2.36
GLEW　1.9.0

書籍内の全てのプロジェクトが
(32bit + 64bit) x (Debug + Release)
の４通りの組み合わせで、ビルド＋実行できることを確認いたしました。

GLSL の基礎については、
OpenGL+GLSLによる3D‐CGアニメーション (I・O BOOKS)
に詳しく記載されていますので、GLSL が初めての場合は、最初に、こちらの書籍を読まれることをお勧めします。

GLSL の基礎と C/C++ の初歩的な知識さえあれば、コードは完結で短いので、すんなりと理解できます。

著者略歴を拝見すると、酒井先生は2012年現在で７１歳というご年齢ですが、非常に精力的に３ＤＣＧや物理シュミレーションについて執筆をなさっていて、ただただ、そのパワーに圧倒されてしまいます。