[音声DL付]改訂版 キクタン 【Super】 12000 の感想
参照データ
タイトル | [音声DL付]改訂版 キクタン 【Super】 12000 |
発売日 | 2014-07-25 |
製作者 | 一杉 武史 |
販売元 | アルク |
JANコード | 登録されていません |
カテゴリ | ジャンル別 » 語学・辞事典・年鑑 » 英語 » 英語よみもの |
購入者の感想
大学受験は6000語あれば十分といわれており、実際複数単語帳をこなすと6000語レベルの語彙リストは概ね見たことがある単語ばかりになってくる。しかし、大学受験後英検準1級やTOEICのためにもう少し難し目の単語を覚えていこうとするとあまりいい単語集が見当たらず難儀するのも事実だ。そのような人には大学受験には少し難しすぎで手に余る(英語だけでなく他の科目も仕上げないとダメなので単語はそこそこ仕上がればおkということです)が、受験後に継続して単語力を積み上げるのにはうってつけなこの本を試してみてほしい。SVL(Standard Vocabulary List 12000=アルクがリストアップした標準単語12000語のリスト、漢字でいうところの常用漢字表みたいなイメージでとらえてもらえばおkです)6〜12レベルと書いてあるが、SVL6はウォーミングアップ的に少なめの分量(112語/全1120語)だし、SVL10〜12は最終章2回に3レベル分を圧縮して載せている(224語/全1120語、分類上SVL10〜12だがデータ上そこそこ頻度が高いで余力があるなら覚えておきなさいといった感じでしょうか)だけなので、実質はSVL7〜SVL9(783語/全1120語)くらいまでのいわゆる8000語クラスのボキャブラリーをピンポイントで覚えていく(特にSVL7の分量が多いのが受験単語+αに特にいいと思いました)のに重宝する。システム英単語Premiumや英単語ピーナッツ金メダルあたりと併用すると、語彙レベルの絞り込みが重なるせいか単語の重複が多いので効率よく単語を覚えていくことができる。1回見ただけでは記憶に残らないが他の本でも再登場するとさすがに覚えられるので。また、単語のフォントが見やすいことや各単語間のスペースに余裕があるので記憶を補助する書き込み(カタカナ語化していればその言葉を、語源を辿れそうなら語源を書いておくとかなり記憶の定着率が変わります)あとは英検準1級の過去問(語彙や長文セクションを演習しながら該当単語をチェックすればいいと思います)なりTOEICの対策問題集などで語彙を補充していけば完璧ではないだろうが、大学受験の6000語レベルからはワンランク上の8000語相当の語彙力が身につくだろう。