舞台『弱虫ペダル』箱根学園篇~野獣覚醒~ [DVD] の感想

舞台を鑑賞できなかったので、DVDで。
本編もさることながら、バックステージが公演ごとにわけて収録されています。
かなり盛りだくさんです。
2.5のDVDはいろいろ見ていますが、これほどバックステージが充実しているのはなかなかないかと。
特に主演の鈴木拡樹さんファンにはたまらないと思います。

もちろん、本編も熱量がすごくて泥臭く見ごたえがありました。

最初、舞台ものの中ではセカンドオーダーが最高の名作と思ってましたが、
お笑いを加味すると考えたらこちらが最良のおすすめになります。

特に滝川さん最高です。
千秋楽に向かうにしたがっってクオリティが増したのでしょうか、面白いです。
主演の鈴木さんもセカンドオーダーの時より荒北度を増した感が強く、明らかにいい演者さんとして感心しました。

是非是非ご視聴いただければと思います。

Disc1：本編（ｵｰﾃﾞｨｵｺﾒﾝﾀﾘｰ付）165分 Disc2：特典（ﾊﾞｯｸｽﾃｰｼﾞ）101分　封入特典：ﾌﾞｯｸﾚｯﾄ（ｶﾗｰ20p) 2/8DVD購入者限定ｲﾍﾞﾝﾄ応募券付
公演日2014.10.23〜10.26：大阪ｼｱﾀｰBRAVA!(6回) 10.30〜11.3：六本木ﾌﾞﾙｰｼｱﾀｰ(8回)全14回 11.3 17時〜全国36館+台湾にてﾗｲﾌﾞﾋﾞｭｰｲﾝｸﾞ
ペダステ第５弾はｲﾝﾀｰﾊｲ２日目の夜、今回初登場の黒田雪成が荒北の野獣覚醒までの過程を箱根学園の過去とともに、現在の
強い絆で結ばれた彼らを紹介していくストーリー。
荒北が福富と出会い、二の宮と真鶴の２回のレースに出場し徐々に野獣として目覚めていく過程がとても丁寧に描かれている。
その他のｷｬｽﾄも１年生だったりまだ中学生だったりで登場するから、少しずつ髪型が違ったりといろいろ細部にこだわっている。
「毎日少しでもいいものを！」という座長に引っ張られて、全てのキャストが真剣に取り組んでいる気迫が強烈に伝わって来る。
また「今までで一番泥臭いﾚｰｽを！」という言葉通り、そこには絶望から立ち上がり、前を向いてもがいて、叫んで、ついに
ゴールの匂いを嗅ぎ分けた本物の生きている荒北靖友が存在した。
ふだんほとんど汗をかかず、可愛らしく、かっこいい役も多い鈴木君が、この役でどこまでやれるのかという挑戦の舞台が
この”泥臭い”という表現になったのだと思う。
つくづくもの凄い熱くて強力なバトンがインターハイ３日目に繋がれた。
今回総北は部長と鳴子君、京都伏見は御堂筋君と水田君が出演しているが、ﾋﾟﾝﾎﾟｲﾝﾄで美味しい場面も多々あり見逃せない。
素晴らしいスパイスになっている。
またｵｰﾃﾞｨｵｺﾒﾝﾀﾘｰも前回に引き続き大変面白く、キャストさんのアイデアも知る事が出来、是非多くの方に見て欲しい。
特典映像も盛りだくさんでファンなら必需品。お客様が帰る中、見えない袖で深々とお辞儀している拡樹君には感動する。
本編は千秋楽の収録でありトリプルコールから最後座長による場内アナウンスまで収録されており、行けないﾌｧﾝへの配慮が