HOZAN(ホーザン) 電工ナイフ Z-682 の感想

自分が購入したHOZAN 電気工事士技能試験セット S-19に入っていた、電工ナイフがこれでした。
柄の端に付いている落下防止ストラップ取付用の金具や、柄の木を留めている金具がちょっと残念ですが、
値段を考えると相応です。
とはいえ、何度も練習で使いましたが、刃の部分はしっかりしていそうです。

また、商品説明にある通り、（VVF線の一番外の被覆を、先端から縦に裂くとよくわかりますが、）
刃が肉厚な上、刃の切れる部分（１ｍｍ程度）も角度がついていて、中の被覆を傷つけにくいです。
他の方も書かれているように、ケーブルストリッパーを使えない場面では、
（カッターナイフでは切れすぎるので）きっと活躍する道具です。

ちなみに、
どのメーカーの電工ナイフもそうですが、ナイフの根元に近い部分に、単線一本分のへこみがあり、
おそらく、被覆をカットした後、ここを使って単線被覆を引き抜く時に使うのかなと思って、
練習してみるものの、うまく剥がせませんでした。

そのため、この部分をヤスリで（切れるほどではない程度の）刃のように加工し、
通常の刃の部分で切り込みを入れた後に、そのままこの部分に引っ掛けて引き抜けるようにしました。

でも、どのメーカーもこの部分を自分がしたように加工されているものはないようなので、
それなりの理由と、うまく使えるコツがあるのかもしれませんね。
それとも、この部分はそういう風に使うために用意されたものではないのかもしれませんが。