ボーダーランズ プリシークエル の感想

数多くの人が言うように今作はナンバリングタイトルではなく2の大型DLCとも取れる内容だ。
みんなジャックは好きか？今回の作品はジャックがまだハンサムじゃなかった頃のお話し、、
今作で万人がジャックが大好きになりそして前作の2をプレイしたくなるだろう。
理由はジャックをぶっ殺せるからさ。
以下レビュー。
良い点
・新しいキャラで2を遊んでいるような感じで追加武器はレーザー。追加属性はクリオと言う氷属性。削除されたのはスラグ。理由はまだパンドラでイリジウムが産出されていないからだと思われる。
前作ではキャラクターのバランスが崩壊し強いキャラと弱いキャラの格差が激しかったが今作はみんな強く、バランスが取れた住み分けされたスキルツリーにより安心して遊べる。

・ジャンプがよりユニークになり月面、低重力のため多くの場合2のころの数倍のジャンプ力、機動力を実現し別ゲーか？と言うような感じになった。これにより爽快感や敵との距離を保ちやすく接近キャラが寄ってきても大ジャンプにより容易に回避、距離をl保てるようになった。これには欠点もあるが、、

・スキルポイントに調整が加えられて最終段階までいくのに必要なポイントが下がった。これにより早い段階から各種ツリーのハイブリッド化、両立がしやすく遊びの幅が広がった。

悪い点
・無重力で柵や見えない壁もないため落下死が9割方を占める。パンドラや月は危険が一杯だ。なのに仕様は2のままなので事故死が大半を占め呆れ果ててしまう。
さらに主人公やl敵の大幅な機動力の強化によりMAPによっては簡単な引き撃ちで攻略出来る場所から、狭い場所では逃げる所もないのに敵は段差や地形効果を無視し飛んだり跳ねたりで追跡してくるため極端に難しくなったりとバランスが取れていない。

・低重力を意識し段差や無駄に上下の高低差のあるMAPが多く、死亡時のセカンドチャンスの時に敵が飛んで降りて居なくなってしまったり大ジャンプで距離を取られたりでゲームのシステムとこの重力システム、MAP自体が相性が最悪。

今作はボーダーランズ2（以下BL2）の前日譚という内容になり、名悪役ハンサムジャックが如何にしてあの人格になったかが描かれています。

ゲームの基本的なシステムやエンジンはBL2と変わりません。前作で評価の高かった吹き替えは今作でも素晴らしいです。
ストーリーやシナリオ展開もBL2をプレイしていることを前提にして作られています。

前作のプレイを前提にしているので難度はかなり高く設定されています。
4人のキャラクターから選ぶのですが、アクションスキルがそれぞれに非常に癖があり、使いづらいです。
BL2のように一発逆転出来る代物ではなく、如何に上手く使って有効に立ち振る舞えるかが大事になってきます。

舞台が月面で重力が軽いということもあり、敵が立体的に攻めてきますし、こちらも立体的に戦うことが求められます。

・以下感想（未クリア）

難しい！前作は2,5週していますが今作は難しいです。なんせ主人公が弱い。タレットやフェーズロックが懐かしい。
主人公の弱さと戦いにくさは結果として爽快感を減退させているように感じます。

酸素のない月面マップということで定期的に酸素を補給する必要があるのですが、
結果として動きを制限され、爽快感を半減させていますね。このシステム必要だったのでしょうか。
低重力を表現したいのは分かりますが、敵を倒した時やボックスを開いた時にアイテムが散らばるのは不愉快なだけです。

立体的にマップが作られているのですが、結果としてマップの探索や目的地への到達手段が複雑になっており、
上記の酸素制限もあり非常に面倒くさいです。

戦闘・キャラクターの魅力・シナリオ。総じてBL2ほどの面白さは感じません。
が、ボーダーランズの世界観を掘り下げるためのファンディスクと考えれば…まぁ及第点なのではないでしょうか。