易経 ビギナーズ・クラシックス 中国の古典 角川ソフィア文庫 の感想
参照データ
タイトル | 易経 ビギナーズ・クラシックス 中国の古典 角川ソフィア文庫 |
発売日 | 2012-11-05 |
製作者 | 三浦 國雄 |
販売元 | KADOKAWA / 角川学芸出版 |
JANコード | 登録されていません |
カテゴリ | » 本 » ジャンル別 |
購入者の感想
三浦國雄先生が緻密なテキスト・クリティークの上で丁寧に解説した易経。
伝は彖伝・象伝を含めて全て省かれているが、易経の原初の姿は卦画と爻辞しかなかったので、これでも充分と言える。
「貞」を「問う」と、「孚」を「戦利品としての俘虜」と解釈するなど、従来の朱子学に影響された解釈と大きく異なっているが、三浦先生の解釈の方がオリジナルに近いはずだ。
伝は彖伝・象伝を含めて全て省かれているが、易経の原初の姿は卦画と爻辞しかなかったので、これでも充分と言える。
「貞」を「問う」と、「孚」を「戦利品としての俘虜」と解釈するなど、従来の朱子学に影響された解釈と大きく異なっているが、三浦先生の解釈の方がオリジナルに近いはずだ。