真夜中のパン屋さん 午前3時の眠り姫 (ポプラ文庫 日本文学) の感想
参照データ
タイトル | 真夜中のパン屋さん 午前3時の眠り姫 (ポプラ文庫 日本文学) |
発売日 | 2013-10-04 |
製作者 | 大沼紀子 |
販売元 | ポプラ社 |
JANコード | 9784591136249 |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » 文学・評論 » ミステリー・サスペンス・ハードボイルド |
購入者の感想
本書も望実の従姉をはじめ、奇人・変人大集合ですが・・ドタバタにならず強烈なキャラクターが巧く噛み合っており、実に面白かったです。さて今回のテーマは(家族)です。ネタバレになりますので詳しくは書きませんが(家族とは何か?)について考えさせられます。そして血縁はなくともブランジェリークレバヤシに集まる人々こそが理想の家族かと思います!(一人が皆の為に!皆が一人の為に!)こんな家なら絶対に寄り道しないで帰宅しそうです。次回はいよいよ望実が母親と対面する様で、クライマックスに近付いてきました。ブランジェリークレバヤシの営業時間が午前5時までだから、午前4時と5時の二回(外伝でも良いので午後11時も書いてほしい!)はあると思います。続編がますます楽しみです。