雪男は向こうからやって来た (集英社文庫) の感想
参照データ
タイトル | 雪男は向こうからやって来た (集英社文庫) |
発売日 | 2013-11-20 |
製作者 | 角幡 唯介 |
販売元 | 集英社 |
JANコード | 9784087451405 |
カテゴリ | ジャンル別 » 人文・思想 » 心理学 » 心理学入門 |
購入者の感想
多くの人が架空の存在だと思っている雪男を、
命がけで捜索する男たちが描かれている。
それは「男のロマン」といった美しいものではない。
「取り憑かれて、その世界から離れるに離れられない」
といった方が適当な姿である。
著者はそうした男たちとともに雪男の捜索行に出る。
雪男の存在を信じている他のメンバーと異なり、
中立的な立場での参加である。
しかし、日が経つにつれて徐々にのめり込む著者。
最後は単独で捜索を続けることになるが・・・。
前著「空白の五マイル」と比べ緊迫感では劣る。
ただ、人はなぜ探検に出るのか、その本質を考えさせ
られる点で優れた本である。
命がけで捜索する男たちが描かれている。
それは「男のロマン」といった美しいものではない。
「取り憑かれて、その世界から離れるに離れられない」
といった方が適当な姿である。
著者はそうした男たちとともに雪男の捜索行に出る。
雪男の存在を信じている他のメンバーと異なり、
中立的な立場での参加である。
しかし、日が経つにつれて徐々にのめり込む著者。
最後は単独で捜索を続けることになるが・・・。
前著「空白の五マイル」と比べ緊迫感では劣る。
ただ、人はなぜ探検に出るのか、その本質を考えさせ
られる点で優れた本である。