Google、Yahoo!、Facebookからタダで集客する技術 【究極の内部対策】 WebコンテンツSEO の感想

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タイトルGoogle、Yahoo!、Facebookからタダで集客する技術 【究極の内部対策】 WebコンテンツSEO
発売日販売日未定
製作者鈴木 将司
販売元日本実業出版社
JANコード9784534051219
カテゴリジャンル別 » ビジネス・経済 » IT » ビジネスとIT

購入者の感想

著者2名のうち芳川充氏は、時々間違いを書いたり言ったり、条件を明示しない実験結果を語ったりすることはあるものの、基本的には真面目に客観的に事象を捉えようとする姿勢が感じられる方で、それなりに好感を持っています。

それだけにもう1名の鈴木将司氏と共著を出されたのが残念です。鈴木将司氏はSEOの分野では草分け的な存在で、いわば大先生ですが、最近は様相が変わってきました。
パンダアップデートとペンギンアップデートの嵐が吹き荒れた2013年には、「クロスレコメンドに登録しているサイトはパンダやペンギンの影響を受けていないものが多いので、ぜひご登録ください」と勧めるメルマガが送られてきました。
これは誤りです。なぜなら「逆は必ずしも真ならず」ですから。そもそも「クロスレコメンドに登録しているサイトはパンダやペンギンの影響を受けていないものが多い」という根拠になるデータの開示もありませんでした。
(経験的にはクロレコを貼っても、ピクリとも上がりませんでした。そんなものを勧めるなんて…)

また、Googleがディレクトリサービスによる被リンクを認めない発表を行ったあとには、「それでも価値があるので、ぜひご登録ください」というメルマガが届きました。
中級者以上のウェブマスターから見ればお勧めリンクにアフィリタグが仕込んであるのはまる見えで、「人に無駄な出費をさせてまで、紹介料が欲しいのか?」というものです。
つまり、鈴木将司氏は大先生の座から転落し、ただのスパマーになってしまった、と言ってよいでしょう。

そのような次第で、芳川充氏が鈴木将司氏と共著を著したことを惜しみます。また、最近は芳川氏も鈴木将司氏のあとを追って、スパムチックな色に染まりつつありますので、全日本SEO協会から脱してほしいと願っています。

内容的については、初級者向きの、まずまず無難な内容です。中級者・上級者にとっては、平凡なことしか書かれていませんけれど。
ただ、蛇足ながら補足しておけば、この本に書かれていることの多くに対しては、Googleではすでにスパム排除アルゴリズムが実装されていると考えた方がよいと思います。

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