SINGLES+ の感想

30周年で全シングル曲を網羅したアルバムですが、オリジナルのスタジオ録音の曲は約半分で他はライブ音源や新録ということで最初はちょっと微妙かな？とも思いました。
しかし良い点としては、’89年のCOMPLEXのライブで演奏した吉川ソロ曲「A-LA-BA・LA-M-BA」「No No サーキュレーション」が聴けるのはかなりうれしいです。動画サイトで悪い画質・音質で観ることが出来たりもしますが、合法的に高音質で聴けるのですから。加えてCX『僕らの音楽』で大澤誉志幸と競演した「LA VIE EN ROSE」もカッコよく、これも高音質で聴けるのがうれしい。また「プリティ・デイト」が26年ぶりにアルバム収録されました。これは待ちに待った、といったところです。

残念な点としては、昔のシングルB面曲で長いことアルバム未収録な曲が入っていないことです。「MISS YOU」「奪われたWink」「I’m so crazy」「永遠のVELVET KISS」といった曲です。シングルを網羅するアルバムなので期待していたのですが・・・。今回は「プリティ・デイト」が収録されているので我慢しろってことなのかもしれません。
また、TV番組での演奏を収録するのなら、2004年にTV特番のザ・ベストテンに出たときの松井常松・高橋まことをバックに歌った＆ギターを弾いた2004年版モニカも収録して欲しかったです。

不満な点もありますが、良い点に上げた部分だけでも自分的には"買い"でしたので、結構満足しています。

スタジオ録音の曲によってははっきりとどのバージョンか書かれていなかったりしますが、聴いて気がついた分は以下のような感じでした。（間違っていたらすいません）
「Nobody’s Perfect」と「HEART∞BREAKER」はアルバム『SAMURAI ROCK』収録版、
「Brain SUGAR」はアルバム『Shyness Overdrive』収録盤、
「ナイフ」はシングル『パンドーラ』収録のsurvival version （ブックレットに記述有り）
「The Gundogs」はミニアルバムに収録のDobermann Mix （ブックレットに記述有り）
「ONE