14のフレームワークで考えるデータ分析の教科書 の感想

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タイトル14のフレームワークで考えるデータ分析の教科書
発売日販売日未定
製作者髙橋 威知郎
販売元かんき出版
JANコード9784761270247
カテゴリジャンル別 » ビジネス・経済 » IT » ビジネスとIT

購入者の感想

データ分析とは何?どういうこと?を書いた本である。実務者がこの本を読んでもデータ分析をできるようにはならないだろう。
仮に中高生が将来の仕事を考えるのであればデータ分析の触りをわかりやすく書かれている意味で評価できるかもしれない。しかし、それ以外、新入社員であってもこの本は推奨できない。

本書の後半3分の1ほど割かれている実例編、この分析が可能なデータが手元に揃っていれば苦労はない。
データ分析とは、「準備する」「集める」が肝要だ。その点は本書でも触れられている。しかし、どのように分析対象のデータを作成するかという基本を抜きにすると、どうやって準備し、どのように集めるのかがわからない。
私の経験則で申し上げると、実務者の間でもその基本が理解できておらず、非効率なExcelシートでその場限りの集計作業が溢れているように思う。

データ分析する際、「何のために?」「どんな意思決定を?」と考えれば自ずと本書で触れられている技法に出会うだろう。
これからデータ分析を始める方には本書よりも、「EXCELマーケティングリサーチ&データ分析[ビジテク]」辺り、理論と技術をセットで学ばれることを推奨したい。

余談で私の印象論であることを最初に忠告するが、この出版社のAmazonレビューは怪しい。このレビューをアップした今現在、4人中4人が星5つ、そこまではあり得ないことではない。
しかし、発売から期間が経過している「<決定版>年間報酬3000万円超えが10年続くコンサルタントの教科書」星5つが24人にも関わらず、「参考になった」の上位は軒並み星1つだ。
「儲ける仕組みをつくるフレームワークの教科書」も同様、星5つが11人いるにもかかわらず両極端。私も読んだが内容は薄い。
この手の議論は結論が出るものではないが、本書の購入を考えている方はぜひ手にとって、実際に内容を確認されることを推奨したいと思う。

【時間が無い方へ】
・基本から応用を正しく理解出来る。
・上手くいかなかった時に着眼点を変えてみる。
・体系的に順序立てて学習、スキルアップ出来る。
・データ分析を、具体的改善アクションへつなげる為のノウハウが豊富。
・バッグに入れて持ち歩けとは言わないが、本棚にしまわず机上で読み返してほしい1冊

【完読した感想】
ざっと流し読みをすると、少々難しい事が書かれているのですが、実は難易度が高い内容の時には分かりやすい解説や事例が手厚く記載されていました。
またデータや分析といった仕事に関わる人間は感覚的には理解しているが、言葉に表現出来なかったり、他者への説明が困難な事項が少なからずあると思われるが、そのような痒い所に手が届く。というのか、一気に視界が晴れる様な爽快感すら覚えるくらい分かりやすい。
本書を活用するにあたり難しい統計知識や見識はいらない。実際によくあるケースを挙げて、具体的に解決へと導いてくれている。
今までに「努力したが上手くいかなかったし、原因がつかめていない」という経験、だれしもあると思うが本書を読み終わった時に、試してみたいヒラメキが得られるのではないでしょうか。

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