Creative EP-660 ホワイト インナーイヤー型イヤフォンEP-660-WT の感想

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昔からクリエイティブ製品のファンです。
知人からオーディオ関係で安くて良い物はないか？
と聴かれるといつもクリエイティブの商品を勧めてきました。

ですがこちらの商品にはガッカリです。
音はクリエイティブ製品なのでやはり良かったですが、1ヶ月ほどで断線。
こちらのレヴューに脆いという意見はちらほらありましたが
個体差によるもので、まれに起こることだと思っていました。

商品が届いて、実物を見た時に、これはすぐに断線しそうだ・・・と、
嫌な予感がしつつ毎日使っていました。

1ヶ月ほどで片方から音が出にくくなり、
さらに1週間経つと完全に鳴らなくなりました。

月に1度こちらの商品を買い続けるという方は買って良いと思います。
音は確かなので。

メインはSHUREを愛用してますが、通勤時などの常用イヤホンとして、この機種の方を長時間装着しています。

EP-630をグレードアップし、上質で聞き易い音質にしたものと言えると思います。とてもいいです。

EP-630と比較してみますと、
・音の空間、奥行きが広がり、気持ちよく聴ける。よりクリアーになっている。コーラスやハーモニーがより綺麗に聞こえる。
・解像度が適度に増加している。
・低音は強いがブーミーでなく、中音とのつながりがとても良い。楽器が腰が座ったように感じる。
・高音はシンバルなど聴くと、少し抑え気味。しかし自然で、篭もり感がない。上品で聞きやすい高音と思う。
・音漏れがとても少なく（ICレコーダで確認した。）見た目が大人しいので、大人が通勤で使用できる。
・装着感、聞き疲れしない音質はEP-630を上回る。

SHUREのようなモニター用や高級イヤホンは、落ち着いた場所でじっくりHi-fiで楽しみ、普段は景色と音楽がバランス良く溶け込むような安心感のある、このEP-660を装着しています。

購入して、大変良かったと思っていますよ。

EP-630と比較
・音の解像度と分離が向上している
・低音はEP-630と変わらず「出すぎ」なくらい出ているが、少しだけすっきりした
・情報量が増えたせいか、高域が若干耳障りになった
・中域の押しのなさも変わらず
・タッチノイズの大きさも変わらず
・カラーはホワイトを選ぶと、イヤーピースが光を透過するものになった
・シールドのビニール材が変わり、ゴワゴワして、なおかつすぐ破れる/割れる

結論
音の好みは別にして、2,350円でこの程度の情報量で耳に納まるスピーカーがあるならば、喜んで活用するべきだろう
タッチノイズがあり、それは不快だが、人間は使っている内に、それを気にならなくなるようだ
酷く神経質な私ですら、いつのまにか気にならなくなった
さて、この商品の問題はシールドにあり、結果として「この製品は買わないほうがいい」とお伝えしたい
シールドの耐久性は低く繊細で、通常の使用範囲で簡単に破れるため、すぐに断線して音が出なくなる
EP-630とは違い、これは桁外れに脆い
あなたがカバンの中へイヤホンを放り込み、日々の生活を繰り返すだけで、きっと近いうちに断線してしまうだろう
特にコードが結束されて二手に分かれる根本の部分は危険で、一度結束の際に熱処理が加えられたためか
一度でも折るように力が入ってしまえば割れるようにビニールが裂けて、ワイヤーがあらわになる
これではいずれ完全に裂けて、ワイヤーだけで支えることになり、ついには断線してしまう
修理や交換についてCreativeに2度相談した経験をお伝えすれば、これは「ユーザーの使用による故障のため有償」となり
保証期間内でも、決して「無償」になることはない
私の場合、2011年の最初期ロットは2週間でシールドが破れ、2012年の8月にAmazonで販売されていたものは1週間でシールドが破れた
どちらも、ひと月のあいだにすぐ断線した
EP-630も同じように扱ったが、4年は断線せずに使えた