やさしく学ぶ看護理論―ケースを通して の感想

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ラインが入っていたのは１か所のみで新しいものでした。ただ短期間に読んでしまいたかった私には内容がたくさんありすぎて有効に使用できませんでした。教科書としてゆっくりと学べれば好いのでしょうね

様々な方の理論が簡単にのっているので、ざっとわかりたいときには助かります。

改定前、「ケースがあるからわかりやすい」というサブタイトル
でしたが、こちらのほうが断然いいです。
まず、理論家が5人も増えました。
ナイチンゲール、ペプロウ、ヘンダーソン、オーランド、
ウィーデンバック、ロジャーズ、オレム、トラベルビー、
ベティ・ニューマン、ロイ、レイニンガー、マーガレット・ニューマン、キング、ペンダー、ベナー、ワトソン、
以上16人もの理論家が掲載されていて、一人一人、実に丁寧に
解説されています。
看護理論が大事だとわかっていても、いきなり大勢の理論家の著書を
読んで理解することはできません。まずはここからスタートです。
でも「看護理論なんか見たくもない」人には向いていません。丁寧に書いてくれてあるため、やっぱりそれだけ長いからです。
そういう方には「超入門　事例で学ぶ看護理論」という別の
看護理論の本の方がいいです。
アブデラを入れてほしかったけど、16人もいる上、非常に丹念に
わかりやすく書いてあるのに安いので、5星です。