15時間でわかるGit集中講座 の感想
参照データ
タイトル | 15時間でわかるGit集中講座 |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 岡本 隆史 |
販売元 | 技術評論社 |
JANコード | 9784774165752 |
カテゴリ | ジャンル別 » コンピュータ・IT » プログラミング » その他 |
購入者の感想
これまでGitの解説本はたくさん読んできましたが、SourceTreeを使った解説自体はシンプルで呑み込みやすいです。
ただしチュートリアルが適当すぎるというか、それ以前に書いてある通りに出来ません。
たとえば「3-3 競合の解決」というセクションがあって、競合が発生した時にどんなことをすればいいかが書かれてはいるのですが、実際に競合を発生させてみない限り、そこに書かれていることが試せません。ところがその競合の発生のさせ方がどこにもないのです。
「てことはもう一つアカウントを作って違うユーザーとして変更をコミット&プッシュするしかないわけ?」
・・・と思ったら案の定、章末のまとめに「わざと同じ行を違うユーザで編集して各リポジトリにコミット、プッシュしてみましょう」とありました。
つってもGit(というかGitHubの)初心者が二つのアカウントを同時併行で取り扱うのは敷居が高いと思います。
このように純粋にこの本で15時間あればGitをマスターできるかと言えば難しいでしょう。
「15時間でわかる」というタイトルから、1時間め、2時間め、、、と、あたかも演習的な内容を期待させるタイトルではありますが、普通にGitの解説を15ステップに分割したに過ぎません。
ただしチュートリアルが適当すぎるというか、それ以前に書いてある通りに出来ません。
たとえば「3-3 競合の解決」というセクションがあって、競合が発生した時にどんなことをすればいいかが書かれてはいるのですが、実際に競合を発生させてみない限り、そこに書かれていることが試せません。ところがその競合の発生のさせ方がどこにもないのです。
「てことはもう一つアカウントを作って違うユーザーとして変更をコミット&プッシュするしかないわけ?」
・・・と思ったら案の定、章末のまとめに「わざと同じ行を違うユーザで編集して各リポジトリにコミット、プッシュしてみましょう」とありました。
つってもGit(というかGitHubの)初心者が二つのアカウントを同時併行で取り扱うのは敷居が高いと思います。
このように純粋にこの本で15時間あればGitをマスターできるかと言えば難しいでしょう。
「15時間でわかる」というタイトルから、1時間め、2時間め、、、と、あたかも演習的な内容を期待させるタイトルではありますが、普通にGitの解説を15ステップに分割したに過ぎません。
各コマンドの根本的な意味や、基本的な概念の部分が個人的にはわかりにくかったです。
その結果、この本で紹介されているsource treeの制作元である、atlassianのwebチュートリアルを併せて見て、はじめてgitを理解できました。はっきり言って導入部分に関してはwebチュートリアルのほうが分かりやすいです。
リモートのリポジトリにアクセスしてプロジェクトをcloneして・・・という作業も、実践する方法が書いていませんでしたので読んだ当初はいまいち理解できませんでした(まさかわざわざサーバーを建てるわけにもいきませんし)。最終的にそのあたりの作業は、Bitbucket(atlassianが提供しているgitホスティングサービス)やherokuのチュートリアルで初めて実践することが出来ました。
その結果、この本で紹介されているsource treeの制作元である、atlassianのwebチュートリアルを併せて見て、はじめてgitを理解できました。はっきり言って導入部分に関してはwebチュートリアルのほうが分かりやすいです。
リモートのリポジトリにアクセスしてプロジェクトをcloneして・・・という作業も、実践する方法が書いていませんでしたので読んだ当初はいまいち理解できませんでした(まさかわざわざサーバーを建てるわけにもいきませんし)。最終的にそのあたりの作業は、Bitbucket(atlassianが提供しているgitホスティングサービス)やherokuのチュートリアルで初めて実践することが出来ました。
使い方の説明というだけでなく、操作して体験しながら学習できるので、早く身に付けることができる印象です。
前半は、SourceTreeでのGit操作
ツールがGUIで見やすいことが助けになっているんだと思いますが、本を片手にマウス操作と少しのタイピング(コミットコメントとかブランチ名とか)だけで、進められたのが個人的によかったです。
特に、バージョン管理の鬼門?であり、肝であるブランチ管理の章(4,5,8時間目)は、これまでバージョン管理をやってきた人にとってもより理解を深められると思います。
Gitが初めての人でも学びやすいんじゃないかと思いました。
後半はGitリポジトリの管理
学習の為だけでなく少人数で利用するレベルであれば、そのまま利用できそうなので、構築マニュアルとしても使えそうでした。(私はバックエンドのDBを変えたりしました。この辺も書かれていると良いかとも思いましたが、アトラシアンのサイトに詳しく書いてあったので、そちらをみてやりました。)フックスクリプト(13,14時間目)なんかは、サンプルをそのまま使えそうなのもよい点ですね。
総じて入門書としては、利用者にとっても管理者にとってもちょうどいい本じゃないかと思います。
前半は、SourceTreeでのGit操作
ツールがGUIで見やすいことが助けになっているんだと思いますが、本を片手にマウス操作と少しのタイピング(コミットコメントとかブランチ名とか)だけで、進められたのが個人的によかったです。
特に、バージョン管理の鬼門?であり、肝であるブランチ管理の章(4,5,8時間目)は、これまでバージョン管理をやってきた人にとってもより理解を深められると思います。
Gitが初めての人でも学びやすいんじゃないかと思いました。
後半はGitリポジトリの管理
学習の為だけでなく少人数で利用するレベルであれば、そのまま利用できそうなので、構築マニュアルとしても使えそうでした。(私はバックエンドのDBを変えたりしました。この辺も書かれていると良いかとも思いましたが、アトラシアンのサイトに詳しく書いてあったので、そちらをみてやりました。)フックスクリプト(13,14時間目)なんかは、サンプルをそのまま使えそうなのもよい点ですね。
総じて入門書としては、利用者にとっても管理者にとってもちょうどいい本じゃないかと思います。